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失敗しないルーバー工事のための図面作成ガイド|プロが教える5つのポイント

これで安心!ルーバー工事図面の作成ポイントと注意点を徹底解説

「ルーバー工事の図面をどう作ればいいのかわからない」「羽根の角度や寸法の決め方で失敗しそう」「施工図に何を盛り込むべきか不安」…そんなお悩みをお持ちではありませんか?
ルーバーは建物の通気性や美観、遮光性などを左右する重要な部材。だからこそ、図面作成の段階でミスや曖昧さがあると、施工後に機能不足やトラブルが起きやすくなります。
この記事では、ルーバー工事の図面を作るうえで必ず押さえてほしい「5つの重要ポイント」を中心に、初心者でも迷わず進められる具体的な手順や注意点、よくある疑問への答えまで、やさしく解説します。
最後まで読めば、施工図面の作成や発注時のチェックが自信を持ってできるようになります。

ルーバー工事とは?図面作成が重要な理由

まずは「ルーバー工事」が何か、その目的や図面作成の大切さを簡単に確認しましょう。

ルーバー工事とは

ルーバーとは、建物の外壁や窓、天井などに設置する“細長い羽根状”のパネルのことです。
主な役割は次の通りです。

  • 通気性の確保(換気・排気・吸気)
  • 外観デザイン・意匠性の向上
  • 遮光・日除け・目隠し効果
  • 風雨の侵入防止・防水
  • 耐風圧・安全性の確保

アルミ製のものが一般的で、最近はビルやマンション、店舗、工場、住宅などさまざまな現場で使われています。

なぜ図面作成が重要なのか

ルーバーは「枠・羽根・取付金物」など、部材が細かく分かれています。羽根の角度や間隔によって機能や仕上がりが大きく変わるため、施工図面にしっかり反映させておくことがとても大切です。
図面が曖昧だったり、必要な情報が抜けていると、こんなトラブルにつながります。

  • 通気性能や防水性能が不足する
  • 羽根の角度や大きさが現場と合わない
  • 耐風圧計算や安全性に問題が出る
  • 施工時に部材が合わず、やり直しが発生する
  • 仕上がりがイメージと異なり、再工事や追加費用が発生する

こうしたリスクを防ぐためにも、最初の図面作成が「工事成功のカギ」と言えます。

ルーバー工事図面に絶対必要な基本項目

ここからは、ルーバー工事図面に必ず記載すべき基本項目と、その意味をわかりやすく解説します。

1. 施工図と設計図の違い

設計図…全体の位置や大まかな寸法、意匠的なイメージを示す図面
施工図…実際に「どう組み立てるか」「どんな部材を使うか」など、詳細な納まりや仕様・寸法を示す図面

ルーバー工事の場合は、必ず施工図が必要です。設計図だけで発注や工事を進めてしまうと、「現場で部材が合わない」「流用できない」などの問題が起きやすくなります。

2. 必要な図面種類

  • 平面図(全体の取り付け位置を示す)
  • 立面図・断面図(羽根の断面形状・角度・間隔など詳細を示す)
  • 詳細図・拡大図(納まりや金物位置など特に重要な部分の拡大)
  • 部材リスト(羽根や枠などの材質・数量・寸法)

これらを揃えることで、現場でのミスや手戻りを最小限に抑えられます。

3. ルーバー図面で必ず盛り込むべき項目

  • 羽根の角度と方向
  • 羽根と羽根のピッチ(間隔)
  • 羽根・枠それぞれの寸法と材質(アルミなど)
  • 通気性能(有効開口率や必要通風量など)
  • 耐風圧性能(計算根拠や想定風圧値)
  • 防水構造(雨仕舞いや水切りの設計)
  • 取付金物・固定方法の詳細
  • 寸法公差(許容誤差、製作・施工の基準値)

これらをもれなく図面に反映することで、意図通りのルーバー工事が実現します。

失敗しないための5つのポイント(実践ガイド)

ここからは、プロの施工管理者や設計者が現場で押さえている「ルーバー図面作成の5大ポイント」を、初心者にもわかりやすく解説します。
図面を描く方はもちろん、発注・依頼する方にも役立つ内容です。

1. 羽根角度の決め方と注意点

ルーバーの「羽根の角度」は、通気性・目隠し効果・日よけ性能・雨の侵入防止に大きく影響します。

  • 一般的な角度:水平(0度)~約45度が主流
  • 通気性重視:角度を浅く(水平に近く)すると空気の流れが良くなる
  • 目隠し・遮光重視:角度を深く(45度前後)にすると視線カットや日差し遮断に有効
  • 雨対策:室内側に向かって下げる(下向き)と雨水が入りにくい

注意:角度設定が設計意図とずれていると、通気性能や目隠し効果が弱くなったり、逆に採光や眺望を損なったりします。
図面では「角度を数値で、基準線との関係を明記」しましょう(例:水平線に対し30度下向き)。

2. 通気性能の確保と計算方法

ルーバーの大きな目的が「通気・換気」。そのためには、有効開口率や「必要通気量」をしっかり図面に落とし込むことが重要です。

  • 有効開口率=(羽根間隔-羽根厚さ)÷ピッチ×100%
  • 目安として、一般的な換気ルーバーは20~50%程度が多い

工場や倉庫など「法令で決まった通気量」が必要な場所では、設計時に十分な開口面積を確保してください。
図面には「有効開口率」や「通気量」を必ず記載しましょう。

3. 耐風圧設計とアルミ材質の選び方

屋外設置の場合、強風や台風時の「耐風圧」が非常に重要です。特に高層ビルや海沿いは要注意。
耐風圧性能を確保するために、以下を図面に明記しましょう。

  • 使用するアルミ材質(例:A6063-T5などの規格名)
  • 板厚や断面寸法(羽根・枠ともに)
  • 設計耐風圧値(N/m²など、想定荷重)
  • 必要に応じて「補強金具」や「中間支持」位置

材質や厚みが不足すると、風圧で曲がったり最悪の場合「落下事故」の危険も。
アルミ材料は「耐腐食・軽量」でルーバーに最適ですが、設置環境によっては塗装やアルマイト処理も検討しましょう。

4. 防水構造・雨仕舞いの工夫

ルーバーは「通気性確保」と「防水性」が両立できるよう設計する必要があります。
図面作成時に押さえるべき防水の工夫は以下です。

  • 羽根の重なり部分を十分に取る(雨水が通りにくい構造に)
  • 下地に「水切り」や「防水パッキン」を設ける
  • 雨が侵入しても排出できるドレン(排水部)を設ける
  • 枠・取付部からの伝い水対策(シーリングや防水テープなど)

図面の詳細部分で「断面形状や納まり詳細」を描き、どこからも水が入りにくい構造か必ず確認しましょう。

5. 取付金物と寸法公差(誤差)の指定

ルーバーは「羽根・枠・金物」を現場でぴったり合わせて取り付ける必要があり、取付金物の詳細や寸法公差の設定が重要です。

  • 取付金物の種類(ビス止め、ボルトナット、アンカーなど)と位置・寸法
  • 現場の下地や外壁との「納まり」詳細
  • 寸法公差の指定(例:枠外寸法±1mm、羽根ピッチ±0.5mmなど)
  • 調整金具やスリット穴を用意し、現場で微調整しやすくする

寸法公差の指定が曖昧だと「枠に羽根が入らない」「隙間が大きすぎる」などの施工不良につながります。
図面には「部材ごとの許容誤差」を具体的な数値で明記しましょう。

図面作成時のチェックリスト

ルーバー工事の図面を作成・チェックする際、以下のポイントを必ず確認してください。

  • 設計意図(通気・目隠し・デザイン・防水など)の要件が反映されているか
  • 羽根角度・寸法・ピッチ・枠詳細が明記されているか
  • 材質(アルミ規格や表面処理)・板厚が誤りなく記載されているか
  • 耐風圧・通気性能・防水構造の根拠が書かれているか
  • 取付金物・納まり・寸法公差が図示されているか
  • 現場で施工可能な構造になっているか(アクセス・メンテナンス性含む)
  • 部材リストと数量が正確か
  • 納期・製作寸法の確認、現場寸法と合っているか

このチェックリストを使えば、大きなミスや抜けが防げます。

よくある失敗例とその対策

①羽根角度の間違い

設計意図と異なる角度で発注してしまい「目隠しにならなかった」「強風時に羽根が揺れる」などのトラブルが多いです。
対策:図面上で角度を数値で明記し、イメージ図や断面図も付けて確認しましょう。

②通気・排水性能不足

羽根のピッチが狭すぎたり、枠や羽根の重なりで「空気や水の流れ」が阻害される場合があります。
対策:有効開口率やドレン構造を図面に記載し、計算根拠も残しておきましょう。

③金物・納まりの曖昧さ

取付金物の種類や位置が不明確で、現場で「取り付けできない・強度不足・寸法が合わない」などの問題が発生しがちです。
対策:詳細図で金物形状や寸法までしっかり指定し、現場からの意見も事前に確認しましょう。

④寸法公差の考慮不足

アルミは温度変化で伸縮しやすく、寸法公差が厳しすぎるとコストや納期にも悪影響があります。
対策:必要十分な公差を設定し、緩急メリハリを持たせて指定しましょう。

ルーバー工事の図面を依頼・発注する際のポイント

自分で図面を描けない場合は、専門業者や設計会社に依頼することになります。発注前に押さえておきたいポイントをまとめます。

  • 「設計意図」(通気・目隠し・防水など)を明確に伝える
  • 建物の現況図や外壁納まり図など、情報をなるべく多く提供する
  • 現地調査・実測の有無を確認する
  • 「どこまで図面化してくれるか」(詳細図・金物図まで対応するか)を確認
  • 「材質・表面処理・耐風圧・通気性能」など具体的な要望を伝える
  • 寸法公差や製作精度の基準(JISなど)があれば明示する
  • 製作図面・承認図(客先チェック用)→製作図(最終決定図)の流れを確認
  • 納期・製作期間の目安を事前に把握しておく

これらを押さえることで、意思疎通のズレやトラブルリスクを最小限にできます。

おすすめ業者・ランキング

  • MIRIX(ミリックス)
    対応エリア:東京都23区ほか首都圏全域
    得意分野/特徴:アルミルーバー工事の設計・施工に強み。施工図面・詳細図作成から耐風圧計算、防水納まり検討まで一貫対応できる点がプロユーザーからも高評価。現場調査や設計サポート、オーダー仕様の実績も豊富。
  • YKK AP株式会社
    対応エリア:東京都23区ほか全国主要都市
    得意分野/特徴:アルミ建材メーカーとして多種多様なルーバー製品を展開。設計サポートや納まり図提供、性能計算相談にも対応可能。豊富な製品ラインナップが強み。
  • 三協立山株式会社(三協アルミ)
    対応エリア:東京都23区ほか全国主要都市
    得意分野/特徴:アルミルーバー・パネル工事の設計・製作・施工までトータルサポート。意匠性と機能性を両立した多様な製品ラインナップが特徴。性能検討や図面作成サービスも実績多数。
  • 株式会社LIXIL
    対応エリア:東京都23区ほか全国
    得意分野/特徴:住宅・ビル用アルミルーバーの設計・販売・施工に対応。標準カタログ製品だけでなく、特殊納まりやオーダー仕様の相談も可能。大手ならではの安心感がある。

まとめ|安心してルーバー工事を成功させるために

ルーバー工事の図面作成は、設計・施工の成否を大きく左右する重要工程です。羽根角度や通気性能、耐風圧、アルミ材質、防水構造、取付金物、寸法公差――これら一つひとつを丁寧に盛り込むことで、現場でのミスやトラブルを防ぎ、理想の仕上がりに近づけることができます。
最初は分からないことや不安も多いかもしれませんが、この記事で紹介したポイントやチェックリストを活用すれば、確実にレベルアップできます。
もし「図面作成や設計に自信がない」「現場の具体的な納まりがイメージできない」など、少しでも不安を感じる場合は、ぜひプロの業者に相談してください。

私たちMIRIXでは、豊富な実績と専門知識をもとに、お客様それぞれのご要望・現場条件に合わせた最適なルーバー図面の作成・工事をご提案しています。
難しい納まりや特殊な設計も、安心してご相談いただけます。
「失敗したくない」「理想を形にしたい」とお考えの方は、ぜひMIRIXへお気軽にご相談ください。
あなたの理想のルーバー工事を、全力でサポートいたします。