パーテーション工事の納まり徹底解説|美しい仕上がりとコストダウンの実践ポイント
オフィスや店舗のレイアウト変更、リフォームを検討していると「パーテーション工事の納まりってどうなっているの?」「どこに注意すれば失敗しない?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。専門用語や工事手順が分かりづらく、仕上がりやコストへの影響も気になるところです。
このガイドでは、初心者の方でも納得できるように、パーテーション工事の納まりから取付手順、接合法、シーリング、アルミ框(かまち)、ボード固定、目地処理、吸音材、可動間仕切りまで、プロの視点で分かりやすく解説します。
工事業者選びや、見積もりのチェックポイントまで網羅しており、「参考になった」「不安が解消された」ときっと感じていただける内容です。実践的なノウハウや注意点も盛り込んでいますので、ぜひ最後までご覧ください。
パーテーション工事の基本と「納まり」の重要性
パーテーション工事とは?
パーテーション工事は、空間を仕切るための壁を新設したり、レイアウト変更に合わせて移設・撤去する工事を指します。オフィスや店舗、工場、病院、公共施設など、さまざまな場所で広く利用されています。
パーテーションは、固定式・可動式・ガラス・アルミ・スチール・吸音仕様など多彩な種類があり、目的や用途に応じて最適なものを選ぶことがポイントです。
「納まり」とは?なぜ重要なのか
「納まり」とは、パーテーション本体と床・天井・既存壁などの取り合いや、隙間・接合部を美しく、かつ安全・堅牢に仕上げることを指します。
納まりが悪いと、下記のようなトラブルが発生しやすくなります。
- 見た目が悪く、雑な印象を与える
- 隙間風や音漏れが生じる
- 強度不足やガタつきの原因になる
- 将来のレイアウト変更時に再利用が難しくなる
- 追加補修や無駄なコストが発生する
納まりを丁寧に考えることで、見た目・機能性・コストのすべてにメリットがあります。プロの業者でも「納まり図」を作成し、事前に詳細まで検討しています。
パーテーション工事の種類と特徴
主なパーテーションの種類
- アルミパーテーション:軽量で施工が早く、コストも比較的安価。オフィスで最も一般的。
- スチールパーテーション:堅牢で防音・遮音性が高い。病院や機密性が求められる空間に。
- ガラスパーテーション:開放感とデザイン性に優れる。会議室などに人気。
- 可動間仕切り:移動・収納ができる。多目的スペースやホール向け。
- 吸音パーテーション:音の反響を抑える。コールセンターや会議室に。
納まりに影響するポイント
パーテーションの種類によって、納まり(取り合い)の考え方や施工手順が異なります。
例えば、アルミパーテーションは「アルミ框(かまち)」を使用してパネルをしっかり固定し、スチールや吸音タイプは重量や下地強度を特に重視します。ガラスの場合は、割れ防止やシーリング処理も重要です。
パーテーション工事の納まり図とは?
納まり図の役割
納まり図(詳細図)は、パーテーション本体・床・天井・壁などの接合部の構造を、断面や詳細として図示したものです。
これにより、現場で「どのように取り付けるか」「どこに補強が必要か」「シーリングや目地処理をどう行うか」などを明確にできます。
納まり図を確認するメリット
- 施工ミス・後戻り工事の防止
- 仕上がりイメージの共有
- コストアップにつながる追加工事の予防
- 安全性・強度の確保
- 将来のレイアウト変更時も対応しやすい
納まり図に含まれる主な要素
- 床・天井との取り合い(隙間や段差の処理)
- 壁との接合部、出隅・入隅部分の処理
- アルミ框や下地材の位置、寸法
- パネル・吸音材・ガラスなどの仕様
- 開口部(ドアや窓)、可動間仕切りの納まり
- シーリング・目地処理の方法
工事前に押さえたい「納まり」チェックリスト
納まりを美しく、かつトラブルなく仕上げるために、事前に下記をチェックしましょう。
- 床や天井のレベル(水平)が取れているか
- 既存壁・柱・梁との取り合いに無理がないか
- 天井裏の下地(軽鉄・木下地)がしっかりしているか
- 配管・配線、エアコンや照明などの干渉がないか
- 防音や吸音が必要な場合、壁・天井・床の納まり方法は?
- 可動間仕切りの場合、レールや収納スペースの確保は?
- ドアや窓など開口部の納まり・金物位置は適切か
- シーリングや目地処理で雨漏りや音漏れ対策が取れているか
パーテーションの取付手順と納まりのポイント
1. 墨出し(基準線の設置)
工事開始前に、パーテーション設置位置を正確に墨出しし、床・天井・壁面に基準線を引きます。
これがすべての工程の基準になるため、誤差が生じないよう慎重に行います。
2. アルミ框・下地材の設置
アルミパーテーションの場合、まず「アルミ框(かまち)」を床・天井・壁にしっかり固定します。
この枠部分がパーティション全体の骨組みとなり、耐久性や仕上がりの美しさを左右します。
ボード固定式の場合は、木下地や軽量鉄骨(LGS)などを用い、パネルの固定位置がしっかり決まるように施工します。
- アンカーやビスで確実に固定
- 歪みやがたつきがないかチェック
- 耐震性が必要な場合は補強も
3. パネル・ボードの取付と固定
アルミ框にパネル(化粧ボード・石膏ボード・スチールパネルなど)をはめ込み、ビスや専用金具でしっかり固定します。
スチールや吸音パネルの場合は、その重量に耐えられる下地が必要です。
- パネル同士の隙間や段差がないよう調整
- 可動間仕切りの場合、レールやローラーの取付精度が重要
4. 吸音材の組込み(必要な場合)
コールセンターや会議室など、音対策が必要な場合はパネル内や壁内に「吸音材」を組み込みます。
グラスウールやロックウールなどの吸音材を仕込み、音の反響や漏れを抑えます。
しっかりと納まっているか、隙間ができていないかも重要なチェックポイントです。
5. 目地処理・シーリング
パネルとパネルの接合部や、床・天井との隙間には「目地処理」や「シーリング」を行います。
これにより、見た目が美しくなり、かつ防音・防塵・防水などの性能も向上します。
- 目地材(専用テープやパテ)で表面をフラットに
- シーリング材で隙間をしっかり充填
- ガラスパネルの場合は透明シーリングで美しく
6. 開口部(ドア・窓)・金物の取付
設計通りにドア枠・窓枠・レバーハンドル・鍵・クローザーなどの金物を取り付けます。
可動間仕切りの場合は、収納・ロック機構の動作確認も行います。
7. 最終確認、清掃、引き渡し
仕上げに、全体の見た目・扉やパネルの開閉・ガタつきの有無・目地やシーリングの状態などを細かくチェックします。
問題がなければ清掃をして工事完了、引き渡しとなります。
パーテーション工事の主な接合法と注意点
パネル同士の接合法
パネル同士の接合方法は、仕上がりや機能性に大きく影響します。一般的な接合法は下記の通りです。
- ビス固定(芯材や下地に直接ビス留め)
- クリップ・専用金具による固定
- 目地カバー材による隠し固定
- シーリング材による隙間充填および接着
接合部は隙間ができやすく、音漏れや振動が伝わりやすいので、丁寧な目地処理や吸音材の組込みが大切です。
アルミ框の接合・固定法
アルミ框は、床・天井・壁に「アンカーボルト」や「ビス」でしっかりと固定します。
枠同士の継ぎ目部分は専用コーナー金具やジョイント金具を使い、がたつきや段差が無いように組み立てます。
長さ調整や現場加工が必要な場合もあるので、寸法やレベル調整に注意しましょう。
ボード固定時の注意点
- 下地は十分な強度があるかチェック
- ボードの継ぎ目はズラして弱点をつくらない
- ビス頭はパテ処理でフラットに仕上げる
目地処理・シーリングのコツ
目地処理は、美観だけでなく防音・防塵にも関わる重要工程です。
- 専用目地材やシーリング材の選定(用途に合ったものを)
- 幅や深さを均一に、はみ出さないよう注意
- ガラスパネルは透明シーリングで美しく
- シーリング後は乾燥を十分待つ
可動間仕切りの納まりと施工のポイント
可動間仕切りとは?
可動間仕切りは、空間の用途に応じて壁を「動かす」「仕舞う」ことができるパーテーションです。多目的スペースや会議室、展示場などでよく採用されています。
可動間仕切りの納まりのポイント
- 天井や床にレールを設置し、間仕切りをスムーズに可動できるよう調整
- 収納スペース(収納ポケット)が必要な場合、寸法や干渉物に注意
- 可動部の納まり(閉じた時・開いた時の隙間や段差)が美しく、安全であること
- 可動間仕切りと固定式のパーテーションの取り合いも納まり図で確認
- 音漏れ対策として、パッキンや下部シールを設ける
可動間仕切りの施工手順【例】
- レール(金属もしくは樹脂)を床・天井に設ける
- 可動パネル本体をレールに沿って吊下げまたは設置
- ストッパーやロック金物で安全性を確保
- 開閉テスト、収納時の動作確認を丁寧に行う
- 隙間部分にはシーリングやパッキンで音漏れ・風漏れ対策
パーテーション仕上げの美しさとコスト削減のコツ
仕上げの美しさを保つポイント
- パネル・框の継ぎ目や目地が一直線で揃っているか
- シーリングがはみ出していないか、色や素材の違和感がないか
- 仕上げ材(クロスや塗装、ガラスフィルムなど)が均一か
- 可動間仕切りの収納部やレールが美しく隠れているか
コスト削減の秘訣
- あらかじめ納まり図を作成し、追加工事を防ぐ
- 既存設備や下地を有効活用し、無駄な撤去・新設を避ける
- パネルサイズや規格品の活用で材料費を下げる
- 開口部(ドアや窓)の位置・数を最適化する
- 吸音材やシーリングなど機能強化は、必要最小限に合理化
- 信頼できる業者に依頼し、現場調査や打合せを重視する
見積もり・業者選びで失敗しないために
- 納まり図や仕様を細かく提示してもらう
- 工事範囲・費用・追加工事の有無を明確にする
- 実績や専門性、アフターサービスを比較
- 吸音材や可動間仕切りなど、特殊仕様も得意か確認
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MIRIX(ミリックス)
対応エリア:東京都23区
得意分野/特徴:パーテーション工事全般に強みを持ち、納まり図の作成から美しい仕上げ・コスト最適化まで一貫対応。可動間仕切り・吸音仕様にも実績。
まとめ|安心の納まりとコストダウンを叶えるために
パーテーション工事の納まりは美観や機能性だけでなく、トラブルや余計なコスト防止のためにも非常に重要です。
本記事で解説したポイントを参考に、納まり図のチェック、正しい取付手順、接合法やシーリング、アルミ框・吸音材・可動間仕切りなど、各工程での注意点をぜひ事前に確認してください。
もし少しでも不安や疑問があれば、お気軽にご相談ください。
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