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スパンドレル図面の描き方と注意点|初心者でも失敗しない設計事例5選

  1. スパンドレル図面を正しく描く方法と押さえるべき注意点|初心者が知りたい成功する設計事例も解説
  2. スパンドレルとは何か?建築における基本知識
    1. スパンドレルの定義と役割
    2. よく使われるスパンドレルの種類
  3. スパンドレル図面とは?必要な情報と役割
    1. スパンドレル図面の目的
    2. 図面に必須の記載事項
  4. スパンドレル図面の基本的な描き方
    1. 1. まずは全体像を把握する
    2. 2. 図面の種類と推奨する描き分け
    3. 3. 寸法・部材を正確に記入する
    4. 4. 取合い(納まり)を適切に描く
    5. 5. 仕上げ・素材・固定方法を明記する
    6. 6. 必ずチェックしたいポイント
  5. スパンドレル図面作成でよくある失敗とその回避策
    1. 1. 寸法の誤記入や計算ミス
    2. 2. 納まり図の記載漏れ
    3. 3. 法規・規格を見落とす
    4. 4. アルミスパンドレルの熱伸縮・たわみの無視
    5. 5. 点検・清掃・設備配管への配慮不足
  6. 初心者が迷わない!スパンドレル図面作成のチェックリスト
  7. カーテンウォール・金属ファサード設計でのスパンドレル図面事例5選
    1. 1. アルミスパンドレルを用いたオフィスビル外装
    2. 2. ガラススパンドレルを用いた商業施設のデザイン事例
    3. 3. 金属パネルスパンドレルの高層住宅向け事例
    4. 4. 設備配管取合いを考慮したスパンドレル設計
    5. 5. 複雑な形状の金属ファサードにおけるスパンドレル図面例
  8. スパンドレル図面作成における最新動向とポイント
    1. 3D-CADやBIMによる設計の普及
    2. 環境配慮型素材・仕様の選択
    3. 法改正・規格のアップデート対応
  9. おすすめ業者・ランキング
  10. まとめ|スパンドレル図面作成のポイントを押さえて理想の建築を実現しよう

スパンドレル図面を正しく描く方法と押さえるべき注意点|初心者が知りたい成功する設計事例も解説

建築図面を描く中で「スパンドレル」という言葉を初めて耳にした方、あるいは図面化の方法や設計時の注意点が分からず不安を感じていませんか?
特にカーテンウォールや金属ファサードを使う場合、アルミスパンドレルの図面作成には独特のルールや押さえたいポイントがたくさんあります。
この記事では、スパンドレル図面の基礎から具体的な描き方、よくある失敗例とその回避策、実際の設計事例まで、初心者の悩みに寄り添いながら分かりやすく解説します。
「これで安心して設計できる」と思えるよう、図面作成の流れやチェックリストもご紹介。読み終わるころには、不安が自信に変わるはずです!

スパンドレルとは何か?建築における基本知識

スパンドレルの定義と役割

スパンドレルとは、建築物の柱や梁といった構造体の間のパネルや壁部分を指す用語です。特に多層階建築で、上下階の窓と窓の間や、床梁とサッシ下端の間などに設けられることが多い部位です。
カーテンウォール構法や金属ファサードの設計においては、意匠・断熱・耐火・防音など多くの機能を担うため、適切な設計・図面作成が重要です。

よく使われるスパンドレルの種類

  • アルミスパンドレル:軽量かつ加工性が良く、外装やカーテンウォールで人気。防火性・耐候性向上も可能です。
  • ガラススパンドレル:透明性やデザイン性を重視する外装で選ばれますが、内部は断熱・遮蔽対策が必須です。
  • パネルスパンドレル:金属(ステンレス、アルミ等)やセメント板など、用途やコストに応じて多彩な仕上げが選択されます。

スパンドレル図面とは?必要な情報と役割

スパンドレル図面の目的

スパンドレル図面は、設計意図を伝え、製作や施工を正確に行うための重要な資料です。
具体的には、スパンドレルの寸法・配置・取合い(納まり)・素材・仕上げ・固定方法などの詳細を明確化します。
これにより、建築金属ファサードやカーテンウォールの品質・安全性・意匠性が守られます。

図面に必須の記載事項

  • スパンドレルの部位名称(例:2階南面スパンドレル)
  • 寸法(高さ・幅、厚み、固定ピッチなど)
  • 素材・仕上げ(アルミスパンドレルなら合金種・表面処理・色)
  • 納まり詳細(カーテンウォールや躯体との接点、取合い)
  • 断熱・耐火・防音仕様(必要な場合)
  • 下地・支持方法(アンカー・ブラケット・ビスなど)
  • 開口・点検口・設備配管等の干渉部

これらを図面で明確に表現することで、設計者・施工者間の認識違いを防ぎます。

スパンドレル図面の基本的な描き方

1. まずは全体像を把握する

スパンドレル単体の図面は、全体のファサードやカーテンウォールのレイアウトと密接に関係します。
まず、建物の立面図・断面図を確認し、スパンドレルがどこに、どんな形・大きさで配置されるか洗い出しましょう。

2. 図面の種類と推奨する描き分け

  • 平面図:スパンドレルの位置や寸法を上から見て示します。
  • 立面図:建物外観から見たスパンドレルのデザイン・配置を表現します。
  • 断面図:スパンドレルの構成層や納まり、裏側の下地構造などを詳細に示します。
  • 詳細図:取合いや部材接合部を拡大して描きます(ビスの種類やピッチ、シーリングなど)。

3. 寸法・部材を正確に記入する

スパンドレルの幅・高さ・厚みといった基本寸法はもちろん、下地の位置、固定部材の間隔、他部材とのクリアランス(隙間)まで細かく記載します。
特にアルミスパンドレルの場合は、熱膨張やたわみを見越した寸法設定や、構造計算に基づく支持間隔も重要です。

4. 取合い(納まり)を適切に描く

カーテンウォールや金属ファサードの設計では、スパンドレルとサッシ、梁、床、カーテンウォールパネルとの納まりが複雑になりがちです。
「どの部材に、どのように固定するのか」「雨仕舞いや防火・断熱層の重なりはどうなっているか」を断面詳細図で明確にしましょう。

  • 防水シーリングの有無・位置
  • 熱橋(サーマルブリッジ)対策
  • 耐火・断熱材の連続性
  • 揺れやたわみに対する余裕クリアランス

5. 仕上げ・素材・固定方法を明記する

アルミスパンドレルの場合、合金種・板厚・表面仕上(アルマイト、焼付塗装等)を明記し、固定方法(ビス、リベット、ブラケット等)も記載します。
また、仕上げ色やパターンの指示も忘れずに。現場や発注先との認識違いを防ぎます。

6. 必ずチェックしたいポイント

  • スパンドレルと他部材の重なりやクリアランス(隙間)
  • 断熱・防火性能や法規制への適合
  • メンテナンス・点検口の配置
  • 設備配管やサッシ開閉への干渉有無
  • 図面の縮尺・記号・注釈の正確さ

スパンドレル図面作成でよくある失敗とその回避策

1. 寸法の誤記入や計算ミス

寸法の転記ミスや、スパンドレル自体の厚みを忘れて内外寸法がズレると、現場で部材が合わない原因になります。
対策:他の図面(平面・立面・断面)と相互チェックし、目視確認やリスト化も行いましょう。

2. 納まり図の記載漏れ

「カーテンウォール 図面はあるが、スパンドレルとの取合い詳細が不明瞭」というケースは多いです。
対策:全ての接合部(上端・下端・左右・裏側)について、納まり詳細図(断面図)を必ず描き、部材名を注記します。

3. 法規・規格を見落とす

建築基準法や各種防火・断熱・防音基準を満たさない図面は、施工段階で是正指示→工期遅延・コスト増に繋がります。
対策:設計初期段階から法規要点を整理し、図面にも該当条文や仕様を明記しましょう。

4. アルミスパンドレルの熱伸縮・たわみの無視

アルミは熱膨張率が高く、長尺のスパンドレルでは気温変化による伸縮やたわみに注意が必要です。
対策:適切なジョイントやスリット、支持間隔を設定し、図面に反映させましょう。

5. 点検・清掃・設備配管への配慮不足

スパンドレルの背後に設備配管や点検口が必要な場合、アクセス経路や開口を図面で示さないと、後から施工や維持管理でトラブルに繋がります。
対策:定期点検・修繕を想定した開口・脱着構造を、最初から図面に描き込んでおくことが大切です。

初心者が迷わない!スパンドレル図面作成のチェックリスト

  • 全てのスパンドレル部位に名称が付いているか
  • 図面縮尺・寸法が正確か(他図面と突き合わせチェック)
  • 素材・仕上げ・色が明記されているか
  • 納まり詳細図(断面図)が十分に描かれているか
  • 防水・断熱・防火性能が図示・注記されているか
  • 点検・清掃・設備配管への配慮(開口・脱着機構等)がされているか
  • 法規・基準(建築基準法など)との整合がとれているか
  • 固定方法(ビス・アンカー・接着等)が明確か
  • 現場での施工性・安全性が確保できる納まりか
  • 設計変更時の修正漏れがないか

カーテンウォール・金属ファサード設計でのスパンドレル図面事例5選

ここでは、初心者にも分かりやすい代表的なスパンドレル図面事例を5つ紹介します。
それぞれの特徴と注意点を参考に、自分のプロジェクトに活かしてください。

1. アルミスパンドレルを用いたオフィスビル外装

  • 定尺アルミパネルを連続してカーテンウォールに組み込み、視覚的にすっきりしたファサードを実現。
  • パネル裏面に断熱材を一体化し、熱橋防止のためジョイント部に気密材を施す。
  • サッシ下端と梁との納まりに防水・防火シールを多用し、図面で断面詳細を明記。

2. ガラススパンドレルを用いた商業施設のデザイン事例

  • 上下階のガラス窓間に不透明ガラススパンドレルを配置し、連続感のある意匠に。
  • ガラス裏面にアルミ複合板+断熱材を配置し、断熱・遮蔽性能を確保。
  • 取合い部詳細を図面で明確にし、ガラスと金属部材の熱膨張差への配慮も注記。

3. 金属パネルスパンドレルの高層住宅向け事例

  • 風圧・たわみ計算に基づき、支持間隔・固定方法を詳細図に明示。
  • 表面仕上げ色・パターンを立面図でカラーイメージ(指示)として図示。
  • パネル裏面に遮音材を入れ、隣接住戸への音漏れ対策も図面記載。

4. 設備配管取合いを考慮したスパンドレル設計

  • 空調・給排水等の配管通過部に点検口・脱着式パネルを設け、図面で開口位置・寸法を明記。
  • メンテナンス時のアクセス経路や、安全な脱着方法を施工図レベルで細かく描写。

5. 複雑な形状の金属ファサードにおけるスパンドレル図面例

  • 曲面や斜め納まりのアルミスパンドレルを3D-CADで立体的に表現。
  • 各部材の展開図・分割方法を明記し、現場加工・組立てが容易な設計に。
  • 構造強度・雨仕舞・断熱連続性の確保について、断面詳細図でわかりやすく注記。

スパンドレル図面作成における最新動向とポイント

3D-CADやBIMによる設計の普及

近年は、従来の2D図面に加え、3D-CADやBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を活用したスパンドレル設計が主流となりつつあります。
これにより部材間の干渉チェックや、複雑な金属ファサードの納まり検討もより正確・効率的に行えます。

環境配慮型素材・仕様の選択

アルミスパンドレルでもリサイクル材やフッ素処理等の高耐久・エコ素材が注目されています。
断熱・遮音・省エネ性能を考慮し、図面にも仕様を書き込むことが大切です。

法改正・規格のアップデート対応

建築基準法や各種省エネ基準の改定は随時行われます。
「図面作成前に最新法規を確認し、必要なら専門家に相談」も重要な習慣となります。

おすすめ業者・ランキング

  • MIRIX(ミリックス)
    対応エリア:東京都23区
    得意分野/特徴:スパンドレル図面の作成、カーテンウォールや建築金属ファサードなどの設計・施工、アルミスパンドレルを使用した高精度な納まり設計、各種法規対応に精通。初心者から専門案件まで幅広く対応可能。

まとめ|スパンドレル図面作成のポイントを押さえて理想の建築を実現しよう

スパンドレル図面は、建築の品質・安全性・意匠性を左右する大切な設計資料です。
初心者の方が不安に感じやすい寸法・納まり・法規対応・施工性なども、本記事で解説した基本の流れや注意点、チェックリストに沿って進めれば、着実に失敗なく描くことができます。
カーテンウォールや建築金属ファサード、アルミスパンドレル設計は専門性が高い分野ですが、正しい知識と経験豊富な業者のサポートがあれば、理想の建築を実現することが可能です。

もし「自分だけでは難しい」「細かい納まりや法規に自信がない」という場合は、ぜひ弊社MIRIXにご相談ください。
経験豊富な専門スタッフが、初めての方にも丁寧にサポートし、ご要望に合わせて最適なスパンドレル図面・設計・施工をご提案いたします。
安心してスパンドレル設計を進め、理想の建物を形にしましょう!