厚生労働省が提供するがん対策推進企業アクションに参加

がん対策推進企業アクションに参加

株式会社MIRIXは、厚生労働省が提案する、がん対策推進企業アクションの活動及び理念に賛同します。

がん検診・がん予防に関する周知などを行い、一人でも多くの方が、がんの悩みを持たないような社会に寄与することに取り組んでいきます。

がんが無くなる世の中を目指して

今や国民の半数がかかると言われている「がん」。異常細胞が増殖することでカラダに様々なダメージや病を発します。

がんは残酷な病

個人的な話ですが親族をがんで亡くしたことがあります。

それは彼が58歳の時、健康診断で見つかった大腸がんから始まりました。

それまでの彼はちゃきちゃき江戸っ子で祭りの神輿にも参加しているほどアクティブでした。

しかし、大腸がんが見つかって手術をして切除し人工肛門を入れたところから彼に変化が起きました。

外に出ず、もう駄目だ、俺なんかとネガティブな思想に変化したのです。

病は気からと言う言葉があるように、外に出ないで何もしたくない自暴自棄の考えになっていたためか体はみるみる細くなり、どんどん弱っていきました。

隣にいた家族にとっては、何とか頑張って復活してもらいたいそんな気持ちで応援したものの、それは届かず非常にいたたまれませんでした。

ゆっくり弱っていき最後は自宅の介護ベッドで息を引き取りました。享年60歳。がんが見つかってからたったの2年です。

ただその2年は彼にとって、本当につらく怖い日々であったと思います。

がんの怖さを知る

がんの怖いところは、「ゆっくりとカラダを蝕んでいく」ことです。

毎日一歩ずつ一歩すつ病状が悪化していくところを見ていると、本当に胸が苦しくなりました。

抗がん剤療法を選択し4種類を2回ほど受けていましたが、それだけで一気に体が衰えたのを覚えています。

残念ながら彼に合う抗がん剤はなかったようで、治療法の選択肢が無くなりました。

毎日からだが痛み、苦痛で眠れない日々が数か月は続いたでしょうか。治療法がなくなった場合、最後は、緩和ケアと言って、強い痛みをモルヒネなど強い麻酔で抑える対症療法に切り替わります。

痛みを和らげる代わりに食欲もなくなりそれに伴い体も弱っていく。意識も起きているのか寝ているのか分からない状態を繰り返し、最後は「死ぬのが怖い」と言う言葉を残して息を引き取りました。

当人の辛さは想像を絶しますが、近くで見ていただけで心が破裂しそうになる非常に残酷な病だと感じました。

こんな残酷な病、この世から無くなってほしい!そう強く願いました。

がんを予防するために

科学の発展によりいつかは克服するかもしれませんが、今は未だ確固たる治療が見つかっていないのが実状です。

そのため、100%治す手段がない今、このがんに対抗するにはどうすればいいのか?

それは、がん化しないよう予防に努めることではないでしょうか。

ただ一概に何がいいと言うわけでもありません。

タバコが肺がんリスクを高めると言っても、長期喫煙者でもならない人はなりませんし、健康に気を使っている方なのにがん化してしまう人もいますし千差万別です。

その様にどのような予防をすればいいのか、一辺倒に決められるわけではありませんが、一つだけ予防と言えるものがあります。

それは、「自分の体にがんがないかチェックする」ことです。

もしがんが見つかっていても早期なら体の負担を抑えて治療に挑むこともできますし、がんになりそうな予兆を発見でき未然に防げるかもしれません。

100%大丈夫ではありませんが、少なくとも何もしないよりかはマシだと思いませんか?

未だに忘れられない、あの義父の死。

家族にも辛い気持ちを与えたくない、苦しまずにあの世に行くためにも、人類最大の敵と言っても過言ではないがんの予防意識を持ってもらえると幸いです。

 

 

コメント