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トイレのバリアフリー化で安心・快適!失敗しない6つのポイントとおすすめ設備

  1. トイレのバリアフリー化を考えるなら知っておきたい6つの大切なポイントとおすすめ設備
  2. バリアフリートイレとは?基礎知識をわかりやすく解説
  3. トイレのバリアフリー化で失敗しない6つのポイント
    1. 1. 利用する人の「困りごと」「動作」を具体的にイメージする
    2. 2. ドア・入口は「広さ」と「段差」に配慮を
    3. 3. トイレ内の「広さ」と「配置」を最適化する
    4. 4. 安心・安全を叶える「手すり」設置のコツ
    5. 5. 段差や滑りにくさなど「床」の安全性を確保する
    6. 6. 誰もが使いやすい「おすすめ設備」を導入する
  4. バリアフリートイレの種類と特徴を徹底解説
    1. 車椅子対応トイレ
    2. 高齢者用トイレ
    3. ユニバーサルトイレ
    4. 親子トイレ
    5. 段差解消トイレ
  5. バリアフリートイレを作る・リフォームする際の注意点
    1. 介護保険・補助金制度の活用を検討する
    2. 将来の変化も見据えた設計に
    3. 専門業者への相談・現地調査の大切さ
  6. バリアフリートイレ設計・リフォームのよくある質問(Q&A)
    1. Q1. どの設備を選べばいいかわからない場合は?
    2. Q2. スペースが狭い場合でもバリアフリー化できますか?
    3. Q3. 予算が心配ですが、費用の目安は?
    4. Q4. バリアフリートイレの維持や清掃は大変ですか?
  7. 【まとめ】安心・快適なトイレ空間づくりは「困りごとへの共感」から
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トイレのバリアフリー化を考えるなら知っておきたい6つの大切なポイントとおすすめ設備

「家族に高齢者や車椅子利用者がいるので、トイレをバリアフリーにしたい」「将来のことも考えて、トイレをもっと安心・快適な空間にしたい」とお悩みではありませんか?
トイレのバリアフリー化は、介護が必要になった時だけでなく、だれもが安心して暮らせる住まいをつくるための大切なステップです。しかし、何から始めたらいいのか、どんな設備が必要なのか、失敗しないポイントはあるのか…初めての方にとってはわからないことだらけですよね。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、トイレのバリアフリー化で失敗しないための6つのポイントと、おすすめの設備について具体的に解説します。不安や疑問を解消できる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

バリアフリートイレとは?基礎知識をわかりやすく解説

バリアフリートイレとは、年齢や体の状態に関係なく、誰もが安全に、そして快適に使えるように工夫されたトイレのことです。特に高齢者や車椅子、ベビーカー利用者、小さなお子さま連れの方にも配慮した設計がされています。

バリアフリーと一口に言っても、次のように呼ばれることも。

  • 車椅子対応トイレ(車椅子利用者向けの広めのトイレ)
  • 高齢者用トイレ(手すりや段差解消など安全に配慮したトイレ)
  • ユニバーサルトイレ(誰でも使いやすいように設計されたトイレ)
  • 親子トイレ(お子さまと一緒に入れる広さや設備があるトイレ)
  • 段差解消トイレ(床の段差をなくして安全に出入りできるトイレ)

これらは重なり合う部分も多く、どのような方が使うかによって必要な設備や工夫が異なります。

トイレのバリアフリー化で失敗しない6つのポイント

1. 利用する人の「困りごと」「動作」を具体的にイメージする

トイレのバリアフリー化で一番大切なのは「誰が、どのような場面で困っているのか」を具体的に想像することです。
たとえば、

  • 立ち座りがつらい→手すりが必要
  • 車椅子を使っている→ドア幅や便器の向きが重要
  • 子どもと一緒に入りたい→スペースやオムツ替え台があると安心

など、使う方の動きを観察したり、日頃感じている不便さを書き出してみましょう。

チェックリスト例:

  • トイレ内で立ったり座ったりするのに不自由はありませんか?
  • 車椅子や歩行器でスムーズに出入りできますか?
  • お子さま連れの場合、一緒にトイレに入れますか?
  • 荷物や補助具を置くスペースはありますか?

2. ドア・入口は「広さ」と「段差」に配慮を

バリアフリートイレ設計の落とし穴は「入口の狭さや段差」です。
車椅子や歩行器を使う場合、一般的なトイレのドア幅(60cm程度)では出入りが難しいことが多いです。理想は80cm以上のドア幅を確保しましょう。また、床の段差はつまずきや転倒のリスクが高いため、完全なフラットが安心です。

注意点:

  • 引き戸やスライドドアだと、開閉が楽でスペースも有効活用できます。
  • アプローチ(廊下からトイレまで)の段差も一緒に確認しましょう。
  • 段差解消スロープを設置する場合は、傾斜が急すぎないよう要注意です。

3. トイレ内の「広さ」と「配置」を最適化する

車椅子対応や親子トイレを考える場合、トイレ内の面積も重要です。
車椅子が回転したり、介助者が一緒に入ったりするには、1.5m×1.8m程度が目安とされています。
スペースが限られている場合も、なるべく動線を確保できるよう便器や手すりの配置を工夫しましょう。

配置のポイント:

  • 便器の横と前に十分な空間を確保
  • トイレットペーパーや手すりは立ち座りしやすい位置に設置
  • 手洗い器や荷物置き場も動線を妨げない位置に

4. 安心・安全を叶える「手すり」設置のコツ

手すりは、高齢者用トイレやユニバーサルトイレに欠かせない設備です。
しかし、どこに・どんな高さ・どんな形で設置するかで使いやすさが大きく変わります。

設置のコツ:

  • 便器の横:立ち座りをサポートするL字型やI字型手すりが便利
  • 入口付近:片手で身体を支えるための縦型手すりも有効
  • 可動式手すり:スペースを有効活用したい場合や介助の時に便利

注意点:

  • 握りやすい太さ(約3.2~3.8cmが一般的)を選びましょう
  • 壁の強度が必要なので、リフォーム時は下地補強も忘れずに

5. 段差や滑りにくさなど「床」の安全性を確保する

トイレの床は、意外とすべりやすいもの。
バリアフリー化では、床材選びも大切なポイントです。
また、段差がある場合は段差解消工事やスロープ設置も検討しましょう。

おすすめ対策:

  • ノンスリップ(滑り止め)加工された床材を使用
  • 便器周辺に防水・防汚マットを敷く
  • 床と便器の高さを合わせてつまずき予防
  • 段差がある場合は斜路やスロープを設置

注意点:

  • マットやカーペットはズレ防止加工のものを選ぶと安心
  • 段差スロープをつける場合は、車椅子や歩行器が安全に使える傾斜(1/12程度)に

6. 誰もが使いやすい「おすすめ設備」を導入する

バリアフリー化の仕上げは、だれもが快適に使える設備選びです。
おすすめの設備を以下にまとめますので、ご家庭や施設のニーズに合わせてご検討ください。

  • 自動開閉・自動洗浄トイレ:手を使わず衛生的、力の弱い方にも便利。
  • シャワートイレ(温水洗浄便座):拭き取りが難しい方や介助が必要な方におすすめ。
  • 洗面台の高さ調整:車椅子や子どもでも使いやすいように設計。
  • オムツ交換台・ベビーチェア:親子トイレやユニバーサルトイレに必須。
  • 非常ボタン:万が一の時に外から助けを呼べる設備。高齢者・障害者の安心材料に。
  • 消臭・換気設備:快適に使い続けるためには欠かせません。

バリアフリートイレの種類と特徴を徹底解説

ここでは代表的な「バリアフリートイレ」の種類と特徴を解説します。
用途やニーズにあったものを選ぶ参考にしてください。

車椅子対応トイレ

車椅子のままトイレに入って、便器への移乗や介助をしやすいように設計されたトイレです。

特徴:

  • 広めのスペース(1.5m×1.8m以上が理想)
  • 車椅子で回転・移動しやすいレイアウト
  • ドアは幅広で引き戸や自動ドアが多い
  • 便器の横に移乗スペースと手すり
  • 洗面台も車椅子でアプローチしやすい設計

高齢者用トイレ

高齢者が安全に、そして自立して使えるように工夫されたトイレです。

特徴:

  • 立ち座りをサポートする手すりの設置
  • 便器の高さや形状を個々に合わせて選べる
  • 滑りにくい床材や段差解消
  • 非常ボタン・呼び出しベルの設置

ユニバーサルトイレ

障害の有無や年齢に関わらず、だれもが使えるように設計されたトイレです。公共施設や商業施設にも多く見られるタイプです。

特徴:

  • 車椅子、ベビーカー、介助者同伴でも使える十分なスペース
  • オムツ替え台やベビーチェア、ユニバーサルシートを設置
  • 手すりや非常ボタンなど安全設備を完備

親子トイレ

小さなお子さま連れの方のために設計されたトイレ。ベビーカーでも入れる広さや、親子で一緒に使える工夫がされています。

特徴:

  • ベビーキープ(子ども用イス)やベビーチェア
  • オムツ交換台
  • 親子で一緒に入れる広いスペース
  • 子ども用便器の併設・踏み台など

段差解消トイレ

トイレ入口やトイレ内の床の段差をなくし、誰でもつまずかず安全に使えるようにしたトイレです。

特徴:

  • ドアや床の段差をフラットに仕上げている
  • 車椅子や歩行器、ベビーカーの出入りがしやすい
  • スロープを設ける場合は、緩やかな傾斜に

バリアフリートイレを作る・リフォームする際の注意点

実際にご自宅や施設のトイレをバリアフリー化する際は、下記の点にも注意しましょう。

介護保険・補助金制度の活用を検討する

ご自宅で要介護認定を受けている方がいる場合、手すり設置や段差解消などの工事に介護保険の「住宅改修」給付や自治体の補助金が使えることがあります。
申請や工事の流れについて、ケアマネジャーや市町村窓口、リフォーム会社に早めに相談しましょう。

将来の変化も見据えた設計に

今は必要なくても、将来や家族構成の変化に備えておくと安心です。例えば、下地補強をしておいて後から手すりを追加できるようにしたり、扉を引き戸にしておくといった配慮が役立ちます。

専門業者への相談・現地調査の大切さ

バリアフリートイレは、設計や施工のノウハウが重要です。
安易なDIYや価格だけで業者選びをすると、思わぬ使いづらさや安全面の不備が発生しがちです。
特に戸建てやマンションの既存トイレをバリアフリー化する場合は、現地調査・図面作成・見積りをしっかり行ってくれる専門業者に相談しましょう。

バリアフリートイレ設計・リフォームのよくある質問(Q&A)

Q1. どの設備を選べばいいかわからない場合は?

迷ったときは、今困っているポイント・将来不安なポイントをリストアップして、専門業者に相談するのが一番確実です。ご家族や利用者の具体的な動作やご希望を伝えましょう。

Q2. スペースが狭い場合でもバリアフリー化できますか?

完全な車椅子対応は難しい場合もありますが、手すりの設置やドアの変更、段差解消など部分的なバリアフリー化は十分可能です。限られたスペースでも工夫次第で安全性・快適性を高める方法があります。

Q3. 予算が心配ですが、費用の目安は?

工事の内容や設備によって費用は大きく異なります。
一般的な相場(目安)は以下の通りです。

  • 手すり設置:2~5万円程度
  • 段差解消工事:3~10万円程度
  • トイレ全体のバリアフリーリフォーム:30~100万円程度

介護保険や自治体補助が受けられる場合も多いので、費用面で不安な場合もまずは相談してみましょう。

Q4. バリアフリートイレの維持や清掃は大変ですか?

手すりやスロープ、シャワートイレなど設備が増えるとお手入れも気になるところですが、最近の設備はお掃除しやすい素材や形状が主流です。
定期的な清掃や点検を心掛けることで、長く安心して使い続けられます。

【まとめ】安心・快適なトイレ空間づくりは「困りごとへの共感」から

トイレのバリアフリー化は、ご家族や利用者それぞれの「困った」「不安」をしっかりイメージしながら、適切な設備や工事を選ぶことが何より大切です。

最初は不安や疑問もたくさんあると思いますが、ポイントを押さえて一歩一歩進めていけば、安心・快適なトイレ空間づくりはきっと実現できます。

もし「自分では難しそう」「失敗したくない」と思われたら、どうぞお気軽に弊社MIRIXへご相談ください。
経験豊富なスタッフが、あなたやご家族のご希望に寄り添い、理想のバリアフリートイレを一緒に実現いたします。
どんな小さな不安や疑問でも、まずは一度ご連絡ください。きっと「相談してよかった」と思っていただけるサポートをお約束します。

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執筆者: 株式会社MIRIX(ミリックス)

内装工事/原状回復/リノベーション/設備更新(空調・衛生・電気)

  • 所在地:東京都港区白金3-11-17-206
  • 事業内容:内装工事、原状回復、リノベーション、設備更新(空調・水道・衛生・電気)、レイアウト設計、法令手続き支援など内装全般
  • 施工エリア:東京23区(近郊応相談)
  • 実績:内装仕上げ一式、オフィス原状回復、オフィス移転、戸建てリノベーション、飲食店内装、スケルトン戻し・軽天間仕切・床/壁/天井仕上げ、設備更新 等
  • 許可・保険:建設業許可東京都知事許可 (般4)第156373号、賠償責任保険、労災完備
  • 品質・安全:社内施工基準書/安全衛生計画に基づく現場管理、是正手順とアフター基準を公開
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