トイレリフォームは「床」から!交換・床材選び・費用まで失敗しない7つの秘訣
トイレのリフォームや交換を考えているけれど、「どこから手をつければいいの?」「費用や手順がよく分からなくて不安…」「床ってそんなに大事?」と迷っていませんか?
特に最近は、床の老朽化や水漏れ、掃除のしやすさなど、床リフォームがトイレ快適空間づくりの要といわれています。でも、床材選びや床補修方法、防水対策など、専門的な知識が必要で不安になってしまう方が多いのも事実です。
この記事では、初心者の方でも分かりやすく、トイレ床リフォームのポイントやトイレ交換費用の目安、床材の選び方、実践的なトイレリフォーム手順、注意点やアイデアまで、失敗しないための7つの秘訣を徹底解説します。読めば、トイレリフォームに自信を持って取り組めるようになりますよ!
1. トイレ交換の前に「床」リフォームを考えるべき理由
トイレのリフォームというと、便器の交換や壁紙の張り替えに目が行きがちですが、実は「床」が快適さと長持ちのカギを握っています。
トイレの床には、日々の掃除・湿気・尿ハネ・水漏れなど、さまざまな負担がかかります。床が古くなっていると、せっかく新しいトイレを取り付けても、その下でカビや腐食が進んでしまうことも。
また、床の段差や傾きはトイレの設置に影響し、トラブルや追加費用の原因になります。便器交換と同時に床もリフォームすることで、
- 床下の状態や配管をしっかりチェックできる
- 防水・防臭・掃除のしやすさをグレードアップできる
- 見た目も新築同様にリフレッシュできる
という大きなメリットがあります。
快適で長く使えるトイレを目指すなら、まず床から見直しましょう。
2. トイレ床リフォーム・トイレ交換費用の相場は?
リフォームで一番気になるのが「費用」ですよね。トイレ交換費用・床リフォーム費用の相場を知っておくと、予算の目安がつけやすくなります。
トイレ交換費用の目安
便器本体の価格、工事費を合わせて、一般的な相場は以下の通りです。
- 標準的な洋式トイレへの交換(床排水):15〜30万円
- 最新型タンクレストイレの場合:25〜50万円
- 和式から洋式へのリフォーム:25〜50万円
※ウォシュレットや手洗いカウンター、収納などを追加するとさらに費用がかかります。
トイレ床リフォーム費用の目安
床材の種類や状態によって変わりますが、
- クッションフロア貼り替え:2〜5万円
- フローリング貼り替え:5〜15万円
- 床下補修・根太補強:+3〜10万円
- 床下収納設置:4〜10万円
が一般的です。
自分で行うDIYリフォームなら材料費のみで済むこともありますが、床下の腐食や水漏れがある場合はプロに依頼するのが安心です。
費用を抑えるコツ
- 便器交換と床リフォームを同時に依頼する(セット割引あり)
- 現地調査・見積もりが無料の業者を選ぶ
- ショールームで実物を見て決める
を意識すると、納得のいくリフォームが実現しやすくなります。
3. トイレ床材の選び方ガイド|快適&お手入れカンタンな素材は?
床材選びはトイレリフォームの重要ポイント。見た目だけでなく、防水性・防臭性・掃除のしやすさなど、機能面も重視しましょう。主な床材の特徴を比較してみましょう。
主なトイレ床材と特徴
- クッションフロア
・最も一般的で低コスト、施工が短時間
・防水性・防臭性に優れ、掃除が簡単
・デザイン豊富で、木目調やタイル調も選べる
・耐久性や高級感はやや劣る - フロアタイル(塩ビタイル)
・耐久性が高く、部分補修もしやすい
・水や汚れに強いが、衝撃に弱いことも
・リアルな質感のあるデザインも多い - フローリング
・高級感やあたたかみがある
・水に弱く、変色・腐食のリスクが高い
・防水コーティング加工のものを選ぶのがおすすめ - タイル
・耐水性・耐久性とも優秀
・高価で施工に時間がかかる
・冬場は冷たさが気になることも
床材選びのチェックリスト
- 水や尿ハネに強い素材か?
- お手入れのしやすさは?
- 家族構成や介護の必要性に合っているか?
- デザインや色味は好みに合うか?
迷ったら、クッションフロアやフロアタイルが初心者にも扱いやすく人気です。高級感や耐久性を求める場合はタイルや防水フローリングも検討しましょう。
4. 実践!トイレリフォーム手順と床補修方法
基本のトイレリフォーム手順
トイレリフォームは、以下の手順で進めるのが一般的です。
- 古い便器の撤去(止水栓を閉めてから外す)
- 床材・壁材の撤去(必要な場合)
- 床下チェック・補修(腐食やカビの有無、配管の確認)
- 新しい床材を施工
- 新しい便器・設備の設置
- 動作確認・最終清掃
床補修のポイントと注意点
古いトイレを外すと、便器の周りや床下が黒ずんでいたり、腐食していることがあります。
こうした場合は、根太の張り替えや下地の補修、防水シートの施工などが必要です。
- カビ臭や床の沈み、シミがある場合は必ず補修を
- 床下に配管トラブルや漏水跡がないかを確認
- 床材の継ぎ目はコーキングなどで丁寧に防水処理
DIYで対応できるのは表面の軽い傷みまで。床下の補修や配管周りは専門業者に依頼した方が安心です。
5. トイレ防水床で清潔&長持ちを実現
トイレの床は、どうしても水や尿ハネ、結露で濡れやすい場所。放っておくとカビや悪臭、床下の腐食の原因になります。
そこで重要なのが「防水床」の採用です。
クッションフロアやフロアタイルのような防水素材はもちろん、床と壁の取り合い部分をシーリング処理したり、防水シートを下地に施工することで、より強力な防水性が得られます。
防水床リフォームのアイデア
- 巾木(はばき)を防水仕様にして、床と壁の隙間からの浸水をガード
- 床全面に防水シートを敷き詰めてから床材を施工
- 配管まわりや便器の根元に防水コーキングを施す
これで、万が一の水漏れや掃除のときの水分も床下にしみこまず、清潔で長持ちするトイレ空間にできます。
6. トイレ快適空間をかなえる床下収納&アイデア
限られたスペースを最大限に活かすため、床下収納や便利アイデアを取り入れるのもおすすめです。
特にトイレの床下は、配管スペースや段差があるため、リフォーム時に工夫すると意外な収納スペースに早変わりします。
床下収納アイデア例
- トイレットペーパーや掃除用具が入る浅型の床下収納ボックス
- 床面の一部に点検口を設け、非常用品やサニタリー用品を収納
- 段差部分を活用した引き出し式収納
また、床材に滑りにくい素材を使ったり、カラーや模様で空間に明るさや清潔感を演出するのも、快適なトイレ作りのコツです。
トイレ改装アイデアでさらに快適
- 手すりやバリアフリー仕様の床材を選ぶ
- 床暖房対応の床材にする
- 消臭・抗菌機能付き床材で清潔に
- デザイン性の高い床材でおしゃれな空間演出
家族構成やライフスタイルに合わせて、床材や収納、設備のグレードアップを検討しましょう。
7. 失敗しないための業者選びとリフォーム前チェックリスト
床リフォームやトイレ交換は、専門知識と技術が求められる工事です。信頼できる業者選びが、失敗しないリフォームの第一歩となります。
業者選びのポイント
- 現地調査・見積もりを丁寧に行ってくれるか
- 床下や配管の状態までしっかりチェックしてくれるか
- 床材・便器の選定アドバイスが具体的で分かりやすいか
- 保証やアフターサービスがあるか
- 口コミや実績、施工例が公開されているか
リフォーム前のチェックリスト
- 床の状態(カビ、沈み、シミ、におい)を確認
- 家族の人数や使い方に合った床材・便器を選ぶ
- 収納やバリアフリーなどの追加希望を整理
- 将来的なメンテナンスを考えた素材・設備か検討
- 工事日数や生活への影響を確認
不明点や不安があれば、遠慮せずに業者へ質問しましょう。「分かりやすい説明があるか」「対応が親切か」も重要な判断基準となります。
まとめ|トイレ交換・床リフォームで安心と快適を実現しよう
トイレの床から考えるリフォームは、「見えない部分」までしっかり快適・清潔・安全にするための大切な工程です。
床材選びや補修、防水対策、収納アイデアなどを押さえれば、毎日使うトイレを長く快適に使い続けることができます。
費用や手順が分からず不安だった方も、ポイントを整理すれば失敗せずに理想の空間が実現できます。
もしご自身で難しい箇所や不明点があれば、無理をせずプロの力を頼ることも賢い選択です。
弊社MIRIXでは、親切・丁寧な現地調査とご要望に合わせた最適なプランをご提案しています。初めての方も、納得いくまでご相談いただけます。
あなたの「理想のトイレ空間づくり」、ぜひMIRIXにご相談ください。きっと安心して快適なリフォームを実現できます。