賃貸OK!ふすまを自分らしくアレンジするリフォームアイデア集
「賃貸だからふすま(襖)はガマン」「部屋の仕切りが和風すぎてインテリアが決まらない」――そんな悩み、ありませんか?
賃貸インテリアでふすまは意外と大きな存在です。けれど、退去時の原状回復や大家さんへの配慮から、「勝手にDIYしても大丈夫?」「自分でリフォームって難しいの?」と不安になってしまう方も多いはず。
この記事では、初心者の方でも安心してできる“賃貸ふすまリフォーム”のコツやアイデアを、実践的にやさしく解説します。原状回復が心配な方にも役立つポイントや、選びやすい材料・注意点・具体的なDIY手順など、網羅的にお伝えします。
「部屋の印象を変えたい」「おしゃれな仕切りにあこがれる」という方も、ぜひ参考にしてください。あなたの賃貸空間が、もっと自分らしいお気に入りの部屋に生まれ変わります。
ふすまリフォームが賃貸インテリアにおすすめな理由
ふすま賃貸物件では、ふすまが部屋の仕切りや引き戸として使われていることが多く、和風のテイストが強く出がちです。しかし、ほんの少し工夫するだけで、部屋全体の雰囲気がガラリと変わるのがふすまリフォームの魅力。
賃貸の場合でも、原状回復ができる工夫をすればおしゃれにカスタマイズできます。今人気の北欧風・ナチュラルテイスト・モダンな部屋まで、ふすまのアレンジ一つで実現可能です。
また、ふすまは面積が大きいため、簡単なDIYでも「部屋の印象チェンジ効果」が高く、費用も抑えやすい点がポイントです。賃貸暮らしをもっと楽しむためにも、ふすまリフォームは強い味方となってくれます。
賃貸ふすまリフォームを始める前に知っておきたいこと
賃貸物件の「原状回復」とは?
賃貸物件において「原状回復」とは、退去時に入居時と同じ状態に戻す義務のことです。つまり、ふすまをリフォーム・DIYした後でも、元通りの状態に戻せる方法を選ぶことが重要です。
特に、ふすま紙の貼り替えやペイントなどは要注意。原状回復が難しい場合は、大家さんや管理会社へ事前に相談しましょう。
リフォームOKな範囲を確認しよう
「どこまで手を加えていいの?」と不安になる方は、賃貸契約書を確認しましょう。原則として次の点に注意してください。
- ふすま紙の貼り替えは「原状回復できる」ことが条件
- 枠や木部への塗装・ネジ打ちはほとんどの賃貸でNG
- シール・マスキングテープなど「はがせる」材料を選ぶ
- 心配な方は、管理会社・大家さんに必ず事前確認を
原状回復がカンタンなおすすめリフォーム方法
賃貸ふすまリフォームで特におすすめなのは、次のような「簡単&元に戻しやすい」方法です。
- ふすま用リメイクシート(粘着シールタイプ)を貼る
- マスキングテープ+おしゃれな布や壁紙でアレンジ
- 画鋲やピンで布・カーテンを一時的に張る
- のり残りしにくい障子紙・ふすま紙を使用
- 外したふすまを保管し、DIYパネルを自作
賃貸ふすまリフォームの5つのコツ
1.「貼ってはがせる」素材を使う
最も大切なのは「剥がせる」こと。
賃貸インテリアで人気なのが、ふすま専用のリメイクシートやウォールステッカーです。これらは粘着力が強すぎず、退去時にきれいに剥がせるのが特徴。
また、マスキングテープを下地に貼ってから、その上におしゃれな布やシートを貼ると、さらに安心です。最近は100円ショップやホームセンターでも種類が豊富になっています。
- ふすま用リメイクシート(北欧柄・木目調・無地など)
- ウォールステッカー(アクセントに最適)
- のり残りしない両面テープやマスキングテープ
注意ポイント:強粘着の製品や安価なシートは、剥がすときに下地を傷める場合があります。必ず「貼ってはがせる」タイプであることを確認しましょう。
2.デザインは「部屋全体」と合わせて考える
ふすまは部屋の仕切りとして目立つため、インテリアテイストと調和させるのがコツです。おすすめは、次のようなデザイン選び。
- ナチュラル系:木目調・リネン柄・ベージュや白の無地
- 北欧風:幾何学模様・植物柄・淡いカラー
- シンプルモダン:グレー・ブラックなどシックな色
- 和モダン:伝統的な文様に洋風アレンジをプラス
チェックリスト:
- 床・壁・家具の色合いとケンカしていないか
- ごちゃごちゃしすぎていないか
- 派手な柄の場合は部屋のどこか1カ所にアクセントとして
3.「引き戸DIY」で仕切りをおしゃれに演出
ふすまは「部屋仕切り」としても役立つ引き戸。簡単なDIYで雰囲気をガラリと変えられます。
- 裏表でデザインを変えて、気分で使い分ける
- ふすまを外して、カーテンやアコーディオンパネルにチェンジ
- 取っ手の部分だけを変える(市販の取っ手カバーやシールでOK)
注意:ふすま自体を処分したり、保管場所がない場合は管理会社に必ず相談しましょう。
取っ手パーツの交換も、元のパーツを保管しておくと安心です。
4.材料や工具は「身近なもの」で手軽に揃える
初心者でも取り組みやすいのは、手間がかからない方法です。ホームセンターや100円ショップなどで揃う材料を活用しましょう。
- 貼ってはがせるリメイクシート・壁紙
- マスキングテープ・両面テープ
- 薄手の布(カーテン用、ハギレなど)
- カッター・はさみ・定規・スキージー(シート貼り用)
- 小型ドライバー(取っ手交換用)
ポイント:高価な道具を揃える必要はありません。布や紙は仮止めすればOK。まずは小さな部分で試してみて、うまくいけば全体に広げていきましょう。
5.「原状回復チェックリスト」で安心リフォーム
賃貸ふすまリフォームの失敗で最も不安なのが原状回復。次のような点を必ず確認してください。
- 剥がした時に粘着剤やのりが残らないか
- ふすま紙や下地を傷めるリスクはないか
- 塗装や穴あけは絶対に行っていないか
- ふすま本体や元の部品は紛失・破損していないか
- 作業前後の写真を残しておくと安心
アドバイス:はがせるアイテムでも、長期間貼ったままにすると剥がしにくくなる場合があります。1年ごとに張り替える・メンテナンスするのもおすすめです。
実践例|賃貸ふすまリフォーム・DIYの具体的な手順
リメイクシートでふすまをおしゃれにアレンジする方法
1.準備するもの
- ふすま用リメイクシート(または壁紙)
- マスキングテープ(必要に応じて)
- カッター・はさみ・定規・スキージー
- 掃除用の乾いた布
2.ふすまの表面をきれいに拭く
ほこりや汚れをしっかり落としてから作業しましょう。油分があるとシートが剥がれやすくなります。
3.(心配な場合)マスキングテープを下地に貼る
ふすまに直接粘着シートを貼るのが不安な場合は、まずマスキングテープで格子状に下地を作り、その上にシートを貼ると、剥がす際に下地を傷めません。
4.リメイクシートを貼る
上端から少しずつ空気を抜きながら、スキージーでしっかり押さえつつ貼り進めます。
余った部分はカッターで切り取ります。柄の向きやつなぎ目も確認しましょう。
5.取っ手・引き手部分を仕上げる
取っ手を外してから貼るとキレイにできます。難しければ、取っ手部分をカットして貼ってもOK。
布でふすまをカバーする方法
1.好みの布を用意
薄手で伸びにくい生地がおすすめです。カーテン用の布や、インテリアショップのはぎれも活用できます。
2.画鋲やピン、マスキングテープで仮止め
布をふすまのサイズより少し大きめにカットし、四辺を画鋲・安全ピン・マスキングテープでとめます。
のりやボンドを使わないので、原状回復も簡単です。
3.デザインアレンジ
リボンやレースをアクセントにしたり、好みの柄布と無地布を組み合わせたりして楽しみましょう。
ポイント:布カバーなら気軽に季節替え・模様替えも可能。部屋仕切りとしての「やわらかい印象」も楽しめます。
ふすまを外してカーテン・パネルで仕切る引き戸DIY
1.ふすまを慎重に外す
ふすまの取り外しは、枠に沿って持ち上げてからスライドさせるだけ。
本体は傷がつかないよう、布や段ボールでカバーし、押入やクローゼットなどに保管してください。
2.突っ張り棒+カーテンで仕切りを作る
ふすまのレール部分に突っ張り棒を設置し、カーテンや布で代用する方法です。
通気性が良く、部屋の印象も柔らかくなります。
3.自作パネルでアレンジ
ホームセンターなどで売っている軽量パネルや有孔ボードを、ふすまのサイズにカットして使用する方法も。
こちらも原状回復は簡単、DIY初心者向けです。
失敗しない!賃貸ふすまリフォームの注意点
ふすま紙の種類によってはNGなケースも
古いふすまや、経年劣化した紙の場合、シートを剥がすときに表面まで剥がれるリスクがあります。心配な場合は、目立たない端で試し貼りをしてください。
粘着力が強すぎる材料に注意
リメイクシートや両面テープの「強力タイプ」は避けましょう。下地がはがれてトラブルになる場合も。
必ず「賃貸対応」「貼ってはがせる」などと書かれた商品を選びましょう。
ペンキや接着剤の使用はNG
ふすまの枠や下地にペンキを塗ったり、木枠にボンドや接着剤を使うのは賃貸ではNGです。原状回復が不可能になる恐れがあります。
必ず管理会社・大家さんに確認を
迷ったら「勝手に作業しない」のが賃貸リフォームの鉄則。
どうしても不安な場合は、施工例やイメージ画像を添えて相談してみましょう。許可をもらえば堂々とDIYできます。
プロに頼る選択肢も!安心のふすまリフォームサービス
「自分でDIYするのは不安……」「失敗したくない」「忙しくて時間がない」
そんな方には、ふすまリフォームのプロに依頼する方法もおすすめです。
最近は、賃貸物件でも原状回復に配慮した施工プランを提供している業者が増えています。
また、引き戸としての機能を維持しつつ、おしゃれなふすまや部屋仕切りにカスタムしてくれるサービスも。
おすすめ業者・ランキング
- MIRIX(ミリックス)
対応エリア:東京都23区
得意分野/特徴:賃貸物件のふすまリフォームをはじめ、部屋仕切りや引き戸DIYに強み。原状回復に配慮したプランが相談でき、インテリアコーディネートのアドバイスも可能。
まとめ|ふすまリフォームで賃貸インテリアをもっと自由に楽しもう
賃貸でも、ちょっとした工夫とコツでふすまを自分好みにアレンジできます。
「原状回復が心配」「自分でうまくできるか不安」という方も、貼ってはがせるシートや布カバー、引き戸DIYなど、難易度や材料を選べば安心してチャレンジできます。
もし迷ったり、面倒な部分があれば、プロに相談するのも賢い方法。
弊社MIRIXなら、賃貸物件に最適なふすまリフォームやインテリアのご提案が可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。あなたの理想の住まいづくりを、全力でサポートいたします!