はじめてでも安心！オフィス引越しの進め方と費用相場・業者選定のポイント徹底解説
「オフィス引越しを任されたけれど、どこから手を付ければ良いのかわからない」「費用やスケジュール、業者選びで失敗したくない」——そんな不安や疑問をお持ちではありませんか？
このガイドでは、初めてオフィス移転を担当される方にもわかりやすく、費用相場や計画手順、見積もり比較、荷造りの進め方、そして業者選定のコツまでを丁寧に解説します。
これからオフィス引越しを成功させたいと考えているみなさまが、安心して一歩を踏み出せるよう、役立つ情報と実践的なノウハウをお届けします。
オフィス引越しの基本的な流れを理解しよう
なぜオフィス引越しは「計画」が重要なのか
オフィス引越しは、社員の働く場所や会社の業務環境を大きく変える一大イベントです。自宅の引越しに比べて、移転する人数や荷物も多く、業務への影響を最小限に抑える必要があります。
計画的に進めなければ、無駄な費用やトラブルが発生しやすくなるため、事前準備がとても大切です。
オフィス引越しの全体スケジュール例
一般的なオフィス移転の流れと目安となるスケジュールをご紹介します。会社の規模や状況によって異なるため、あくまで一例としてご活用ください。
- 6～3ヶ月前：移転計画の立案・現状分析・新オフィスの選定
- 3～2ヶ月前：レイアウト設計・デザイン、引越し業者の選定・見積もり
- 2ヶ月～1ヶ月前：各種業者への発注（電話・ネット・什器・内装）、退去手続き
- 1ヶ月～2週間前：社員への説明、荷造り準備、必要資材の手配
- 1週間前～当日：荷物の梱包、最終確認、引越し当日作業
- 引越し後：各種届出・原状回復工事・新オフィスでの業務再開
「何をいつまでにやるべきか」を早めに洗い出し、進捗を管理することが成功のカギです。
オフィス引越しの費用相場を知ろう
オフィス移転費用の内訳と相場目安
オフィス引越しに必要な主な費用項目は次の通りです。
- 引越し業者への基本料金：荷物の量・移動距離・作業人数により決定。20坪・20名規模で約20～50万円。
- 什器・備品の新規購入・処分費：デスクや椅子の購入、不要品の廃棄。10～100万円程度。
- 原状回復工事費：退去時に旧オフィスを元通りに戻すための工事。坪単価1～2万円が目安。
- 新オフィスの内装・設備工事：パーティションやLAN工事など。内容により10～200万円以上。
- 各種手続き費用：登記変更、各種届出、印紙代など。
実際の相場は、「1名あたり2万～5万円」程度が目安です。
ただし、移転規模や移動距離、業者によるサービス内容の違いによって大きく変わるため、必ず複数業者から見積もりを取りましょう。
費用削減のコツ
- なるべく早めに計画を始める（繁忙期の引越しを避ける）
- 複数の業者から見積もりを取り、内容を比較する
- 自社でできる作業（荷造り・梱包など）は担当する
- 什器や備品のリース・中古品活用も検討
- 不要品の処分・買取サービスを活用する
上記を工夫すれば、無駄な出費を抑えることができます。
オフィス引越し業者の選び方と見積もり比較のポイント
専門業者に依頼するメリット
オフィス移転は、家庭の引越しと異なり、OA機器や什器の扱い、レイアウト変更、ネットワーク工事など専門的な知識が必要です。
専門のオフィス引越し業者に依頼することで、下記のようなメリットがあります。
- 短期間で安全・確実に作業してくれる
- トラブル・事故時の補償が充実している
- 書類やデータなど情報漏洩リスクを減らせる
- 原状回復や新オフィス工事もまとめて相談可能
特に情報管理や精密機器の運搬が重要な企業には、実績豊富な専門業者をおすすめします。
見積もりを依頼する際のチェックリスト
- 複数の業者に相見積もりを依頼（3社以上が理想）
- 現地調査（下見）を受け、正確な見積もりをもらう
- 作業範囲（梱包・搬出入・設置・工事など）の明確化
- 見積もりの内訳と追加料金条件を確認
- 保険・補償内容の有無
- 過去の実績や口コミ評価も確認
業者選びで失敗しない5つのコツ
- 1. 専門性：オフィス引越しの実績・ノウハウがあるか
- 2. サービス範囲：レイアウト・什器手配・工事・各種手続きまでワンストップか
- 3. 柔軟な対応力：急な予定変更やトラブル対応に強いか
- 4. 見積もりの明確さ：内訳・追加費用・条件がはっきりしているか
- 5. コミュニケーション：担当者の説明が丁寧で相談しやすいか
比較の際の注意点
「料金が安い」だけで決めてしまうと、後から追加費用が発生したり、希望のサービスが受けられないことも。
必ずサービス内容や補償・評判も含めて総合的に比較しましょう。
オフィス引越しの計画・スケジュール管理の進め方
プロジェクトチームの立ち上げ
多くの企業では、オフィス移転担当者やプロジェクトチームを設けて進行管理をします。
責任者・各部門の担当者を決め、役割分担や連絡体制を明確にしましょう。
スケジュール管理のコツ
- 全体スケジュール表を作成（ガントチャートなどがおすすめ）
- 各担当者・部門でTo Doリストを共有
- 定期的な進捗確認・情報共有を徹底する
- 引越し直前のトラブルに備え、予備日も設ける
計画を「見える化」することで、抜け漏れや遅れを防ぐことができます。
オフィス移転チェックリスト例
- 移転計画・予算の策定
- 新オフィスの契約・レイアウト決定
- 引越し日の設定・業者選定
- 社内周知・関係各所（取引先・行政など）への連絡
- 各種移転手続き（登記、電話・ネット回線、郵便、保険など）
- 荷造り・梱包資材の手配
- 原状回復工事・不用品処分
- 新オフィス内装・レイアウト工事
- 引越し当日の作業・立ち合い
- 移転後の業務再開・トラブル対応
上記は一例です。自社の事情に合わせてアレンジし、抜け漏れ防止にご活用ください。
荷造り・梱包の手順とおすすめ資材
オフィス引越しの荷造りは「計画的＆分類」が基本
書類・備品・OA機器・私物など、オフィスには多種多様なモノがあります。
効率的に進めるため、以下のポイントを押さえて荷造りしましょう。
荷造り手順の基本
- 部署や社員ごとに荷物を分類（管理しやすい単位で）
- 重要書類・個人情報は別途厳重に管理
- パソコン・精密機器は専用資材で梱包し、付属品・ケーブルも一緒にまとめる
- 荷物には「新オフィスでの配置場所」を明記したラベルを貼る
- 不用品は早めに廃棄・リサイクル・売却
- 必要に応じて、プロの梱包サービスを利用
おすすめの梱包資材
- ダンボール（大・中・小）
- エアキャップ（プチプチ）や緩衝材
- ガムテープ・養生テープ
- ストレッチフィルム・PPバンド
- パソコン専用梱包ボックス、書類用キャビネット
- ラベルシール・マジックペン
資材は引越し業者がセットで提供してくれる場合もあります。
資材が不足しないよう、早めに手配をしておきましょう。
荷造りで気をつけたい注意点
- 重要書類は厳重に管理、持ち運びも慎重に
- パソコンやサーバーは必ずバックアップを取る
- 備品や什器には「新オフィスでの設置場所」をラベルで明記
- 液体・電池・壊れやすい物は区別して梱包
- 荷物量は一覧表で「見える化」する
「誰が・どこに・何を運ぶのか」が明確だと、当日の混乱を防げます。
オフィス引越しでよくある疑問・トラブルQ&A
Q. 業務を止めずに引越しするには？
「土日・祝日」を利用して引越しを実施したり、部門ごとに段階的に移転する「分割引越し」方式を採用することで、業務への影響を最小限にできます。
ネットワークや電話の移設も事前に計画し、ダウンタイム（業務停止時間）を短くしましょう。
Q. 旧オフィスの原状回復は必須？どんな工事が必要？
一般的に、賃貸オフィスでは契約時に「原状回復義務」があります。
パーティションの撤去・床や壁の補修・照明や配線の復旧など、入居時と同じ状態に戻す工事が必要です。
内容は契約によって異なるため、必ず契約書を確認しましょう。
Q. 不用品処分はどうすればいい？
パソコンや書類などは情報漏洩リスクがあるため、専門の廃棄業者やリサイクル業者に依頼するのが安心です。
什器やOA機器は買取サービスの活用もおすすめです。
Q. 追加料金が発生しやすいのはどんなケース？
- 見積もり時より荷物が大幅に増えた
- エレベーター無し・大型什器の吊り下げ作業が必要になった
- 引越し当日に作業時間が延びた場合
- 養生作業や特殊梱包の追加
事前にしっかり打ち合わせをし、追加費用の条件も確認しておきましょう。
まとめ｜オフィス引越しは計画力とプロのサポートで安心成功！
オフィス引越しは、準備や手続きが多く一見ハードルが高いと感じるかもしれませんが、
「計画」と「信頼できる業者選び」、そして「社内の協力体制」があれば、きっとスムーズに進めることができます。
この記事の流れやチェックリストを参考に、「やること」と「タイミング」を可視化しながら、無理のないスケジュールで進めましょう。
もし自社だけで進めるのが不安なときは、オフィス移転の専門家である弊社MIRIXにぜひご相談ください。
豊富なノウハウと実績で、計画立案から業者選定、内装・原状回復・什器手配までトータルにサポートします。
初めての方や小規模移転も大歓迎！まずはお気軽にご相談ください。
新しいオフィスでの理想的なスタートを、MIRIXが全力でお手伝いします。
