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マンションの原状回復にかかる相場とは?失敗しない費用の目安と注意点を徹底解説

  1. マンション退去時の原状回復費用を正しく知る―相場・節約術・トラブル回避まで初心者向け徹底ガイド
  2. 原状回復とは?まず押さえておきたい基礎知識
    1. 原状回復とは何か?
    2. 原状回復の範囲の例
  3. マンション原状回復相場―実際どれくらいかかるの?
    1. 費用相場(全国平均・部屋の広さ別)
    2. クロス(壁紙)張替え価格の目安
    3. ハウスクリーニング相場
  4. 原状回復費用を節約するための実践的ポイント
    1. 1. 退去前に自分でできるお掃除・DIY原状回復
    2. 2. 不要なリフォーム費用を請求されないために
    3. 3. 見積もりを複数業者で比較しよう(原状回復業者比較の重要性)
  5. 敷金返還トラブルを避けるための注意点と対処法
    1. 敷金とは?返還トラブルが多い理由
    2. 敷金返還トラブルを防ぐポイント
  6. 賃貸退去時に備えたいチェックリスト
    1. 退去前のセルフチェックリスト
  7. 賃貸物件リフォーム費用の基礎知識
    1. リフォーム費用が発生するケースと注意点
  8. 退去費用見積もりの確認ポイント
    1. 見積もりを受け取ったら必ずチェック!
  9. 原状回復業者比較―どんな業者を選べば安心?
    1. 業者選びのポイント
  10. 原状回復でよくあるQ&A
    1. Q. 全面クロス張替えと言われたが本当に必要?
    2. Q. ハウスクリーニングを自分でやってもいい?
    3. Q. 敷金以上の費用を請求された場合は?
    4. Q. DIYで補修した箇所に追加請求されることは?
  11. まとめ―安心して退去・原状回復を進めるために
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マンション退去時の原状回復費用を正しく知る―相場・節約術・トラブル回避まで初心者向け徹底ガイド

賃貸マンションを退去する際、「原状回復費用ってどれくらいかかるの?」「請求された金額が妥当なのか不安…」「どうすれば費用を安く抑えられる?」といった悩みや疑問を抱えていませんか。初めての退去だと、分からないことだらけで不安になるのも当然です。この記事では、マンション原状回復の相場や費用を抑えるコツ、退去時のチェックポイント、敷金返還トラブルを防ぐための注意事項まで、初心者にも分かりやすく丁寧に解説します。読了後には、安心して退去手続きが進められるようになるはずです。

原状回復とは?まず押さえておきたい基礎知識

原状回復とは何か?

原状回復とは、賃貸物件の退去時に「入居時と同じ状態に戻すこと」と誤解されがちですが、実際は「通常の生活で生じた経年劣化や自然損耗を除き、借主が付けた損傷や汚れを元に戻すこと」と定義されています(国土交通省『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』)。つまり、日常生活の中で生じる古びや消耗まで借主が負担する必要はありません。

関連する詳細は以下で解説しています。 マンション・原状回復・相場の完全ガイド

原状回復の範囲の例

  • 【借主負担】故意・過失や通常使用の範囲を超えた損耗(タバコのヤニ、ペットの傷、落書き、修理せずに放置した水漏れなど)
  • 【貸主負担】通常の使用による床や壁紙の日焼け、家具の設置跡、経年による設備の劣化など

「どこまでが自分の負担なの?」と迷ったら、まずは国交省ガイドラインや賃貸契約書をチェックしましょう。

マンション原状回復相場―実際どれくらいかかるの?

費用相場(全国平均・部屋の広さ別)

マンションの原状回復費用相場は、部屋の広さや損耗の程度によって変わりますが、目安は以下の通りです(2024年現在、一般的な目安)。

  • 1R・1K(20~30㎡):2万円~5万円
  • 1LDK・2DK(40~50㎡):3万円~8万円
  • 2LDK・3DK(50~70㎡):5万円~12万円
  • 3LDK・4DK(70㎡以上):8万円~20万円

これはあくまで目安で、実際には「どんな汚れや破損があるか」「どこまでハウスクリーニングやクロス張替えが必要か」によって前後します。特にペット可物件や喫煙可の場合、壁紙やフローリング等の損耗が大きくなり、費用が高額になるケースもあるので注意が必要です。

クロス(壁紙)張替え価格の目安

原状回復で最も費用が発生しやすいのが「クロス張替え」です。相場は1㎡あたり1,000~1,500円程度。6畳間(約25㎡)全体を張替える場合、25,000~37,500円が目安となります。部分的な汚れや破損の場合、全面張替えでなく一部だけ負担するケースもありますが、契約書や見積もりを確認しましょう。

原状回復における費用の目安は、物件の状態や必要な作業内容によって異なるため、具体的な金額を把握することが重要です。特に、ペット可物件や喫煙可物件では、損耗が大きくなることが多く、クロス張替え価格の目安を理解しておくことが大切です。

ハウスクリーニング相場

退去時のハウスクリーニング費用は、お部屋の広さによって以下のような相場となります:

  • 1R・1K:1.5万円~2.5万円
  • 1LDK・2DK:2.5万円~4万円
  • 2LDK・3DK以上:3万円~5万円以上

クリーニング内容(エアコン内部洗浄、水回り徹底清掃等)によっても価格は前後します。見積もり時に「どこまで含むか」をしっかり確認しましょう。

原状回復費用を節約するための実践的ポイント

1. 退去前に自分でできるお掃除・DIY原状回復

費用を抑えるには、「自分でできる原状回復」を工夫することが大切です。以下のようなポイントを押さえましょう。

  • 普段から定期的に掃除をする
  • 落書きやちょっとした壁の汚れは市販のクロス補修キットなどでDIY補修
  • カビ・水あか・油汚れは家庭用洗剤でしっかり落としておく
  • フローリングの浅い傷は補修用ワックスやクレヨンで目立たなくする
  • タバコのヤニ汚れは早めに拭き掃除を

特に「ハウスクリーニング」として請求される部分は、退去前に丁寧に掃除することで大幅に費用を抑えられるケースがあります。DIYで対応できる部分は自分でやるのがおすすめです。

2. 不要なリフォーム費用を請求されないために

原状回復費用のトラブルで多いのが「全面的なリフォーム費を請求された」「まだ使える設備を新品に交換された」など。これらは借主が全額負担する義務はありません。国交省のガイドラインでは、経年劣化や通常使用による損耗は貸主負担とされています。見積もり内容をよく確認し、不明点は必ず質問しましょう。

3. 見積もりを複数業者で比較しよう(原状回復業者比較の重要性)

「管理会社の指定業者しか使えない」と思いがちですが、実は自分で原状回復業者を探して依頼することも可能です。複数社で見積もりを取り、サービス内容・価格を比較しましょう。比較ポイントは以下の通りです。

  • 作業範囲(どこまで掃除・補修してくれるか)
  • 見積り金額の内訳が明確か
  • 追加料金の有無
  • 口コミ・実績・サポート体制

「退去費用見積もりは、その場で即決せず、必ず比較検討」がおすすめです。

敷金返還トラブルを避けるための注意点と対処法

敷金とは?返還トラブルが多い理由

敷金は「退去時に原状回復費用等を差し引いて返還される預かり金」です。ですが、実際には「思ったより返ってこなかった」「不明瞭な内訳で差し引かれた」などのトラブルが多く発生しています。主な原因は、原状回復の範囲や費用明細が不明確なことです。

退去時の敷金返還に関するトラブルを避けるためには、作業範囲や見積り金額の内訳を明確に確認することが重要です。具体的な対策として、入居時と退去時の室内写真を撮影し、見積もり内容をしっかりと理解することが推奨されます。詳しい情報は敷金返還トラブルを防ぐポイントをご覧ください。

敷金返還トラブルを防ぐポイント

  • 入居時・退去時の室内写真を必ず撮っておく
  • 退去時の立ち会いで損傷箇所を一緒に確認
  • 見積書や請求書の「内訳」を必ず詳細に確認
  • 不明点があればサインせず、必ず質問する
  • ガイドラインや契約書に反する請求は断る勇気を
  • どうしても納得できない場合は消費生活センター等に相談

「言われるがままサインする」ことが最も危険です。自分の権利を守る意識を持ちましょう。

賃貸退去時に備えたいチェックリスト

退去前のセルフチェックリスト

  • 契約書・重要事項説明書を見直し、原状回復負担の範囲を再確認
  • 退去日の1~2週間前からお部屋の掃除、必要なDIY補修を行う
  • 室内・設備・壁・床・水回りの損傷個所を写真で記録
  • 管理会社・大家さんに立ち会い日時を連絡
  • 立ち会い時は、見積書・チェックリストで内容を確認しながら進める
  • 敷金返還の流れ・時期・振込先等を確認
  • もしものトラブル時の相談先(消費者センター)を控えておく

このチェックリストを活用すれば、初めての退去でも安心して手続きが進められます。

賃貸物件リフォーム費用の基礎知識

リフォーム費用が発生するケースと注意点

「原状回復」と「リフォーム」は本来別物です。通常、賃貸物件リフォーム(間取り変更や全面的な設備交換など)は貸主負担となりますが、「借主の過失による大きな損傷(壁に穴を開けた、浴槽を割った等)」の場合、相当部分の費用を求められることもあります。

リフォーム費用を請求された場合は、1.損傷の範囲が本当に借主負担か2.経過年数による減価償却分が考慮されているかを必ず確認。ガイドラインによれば、壁紙であれば6年で価値が1円とみなされるなど、減価償却が必要です。

退去費用見積もりの確認ポイント

見積もりを受け取ったら必ずチェック!

退去費用見積もりを提示されたら、次の点を必ず確認しましょう。

  • 作業の範囲と内訳(例:クロス張替え何㎡分、ハウスクリーニングの内容)
  • 借主・貸主どちらが負担する部分か明記されているか
  • 材料費・作業費・リサイクル料など不明な費用がないか
  • 経年劣化・減価償却が考慮されているか
  • 複数社から相見積もりを取ったか

納得できない点は、必ずその場で質問・説明を求めましょう。

原状回復業者比較―どんな業者を選べば安心?

業者選びのポイント

原状回復業者は数多く存在しますが、「値段だけ」で選ぶのは危険です。信頼できる業者を選ぶポイントは次の通りです。

  • 原状回復の実績・口コミ評価が高い
  • 見積り・内訳・作業内容が明確で丁寧な説明がある
  • リフォーム業者やハウスクリーニング業者との連携がスムーズ
  • 追加料金やキャンセル料の有無が事前に分かる
  • アフターフォローやトラブル時のサポート体制がある

見積もり時には、疑問点や要望をしっかり伝え、納得できる業者を選ぶことが大切です。

原状回復業者を選ぶ際には、信頼性や透明性を重視することが重要です。具体的な選定基準については、業者選びのポイントを参考にしてください。

原状回復でよくあるQ&A

Q. 全面クロス張替えと言われたが本当に必要?

一部の汚れや損傷であれば、その部分のみの張替えが原則です。全面張替えとなる場合は、その理由・根拠をきちんと確認しましょう。

Q. ハウスクリーニングを自分でやってもいい?

自分でクリーニングしてもOKですが、管理会社や契約によっては「プロのクリーニング必須」となっていることもあります。事前に確認しましょう。

Q. 敷金以上の費用を請求された場合は?

敷金は上限ではありません。損傷が大きい場合など敷金を超える請求もありえます。ただし、ガイドラインや契約書に違反しないか、明細の妥当性をしっかり確認してください。

Q. DIYで補修した箇所に追加請求されることは?

DIYの仕上がりが悪い場合や、かえって損傷を広げてしまった場合は、再修繕費用を求められることがあります。自信がない場合はプロの業者に相談をおすすめします。

まとめ―安心して退去・原状回復を進めるために

マンションの原状回復費用は、相場を知り、正しい知識と準備で大きく節約できます。大切なのは「慌てず、調べて、納得して進める」こと。今後の暮らしのためにも、トラブルを未然に防ぎ、納得のいく退去を実現しましょう。
もし「自分1人では不安」「もっと詳しいアドバイスが欲しい」と感じたら、ぜひ弊社MIRIXにご相談ください。原状回復のプロが、見積もり相談から施工・退去時のサポートまで丁寧に対応します。あなたの安心と理想の住み替えを、MIRIXがしっかりサポートいたします。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

株式会社MIRIX/ミリックスのロゴ
執筆者: 株式会社MIRIX(ミリックス)

内装工事/原状回復/リノベーション/設備更新(空調・衛生・電気)

  • 所在地:東京都港区白金3-11-17-206
  • 事業内容:内装工事、原状回復、リノベーション、設備更新(空調・水道・衛生・電気)、レイアウト設計、法令手続き支援など内装全般
  • 施工エリア:東京23区(近郊応相談)
  • 実績:内装仕上げ一式、オフィス原状回復、オフィス移転、戸建てリノベーション、飲食店内装、スケルトン戻し・軽天間仕切・床/壁/天井仕上げ、設備更新 等
  • 許可・保険:建設業許可東京都知事許可 (般4)第156373号、賠償責任保険、労災完備
  • 品質・安全:社内施工基準書/安全衛生計画に基づく現場管理、是正手順とアフター基準を公開
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