江東区で事務所原状回復を安心して進めるために｜費用・見積もり・業者選びの全知識
事務所の移転や退去を控えていると、「原状回復ってどこまで必要？」「費用はいくらかかるの？」「見積もりはどうやって取れば安心？」といった悩みや疑問が尽きませんよね。
特に江東区はオフィスビルも多く、原状回復に関するトラブルや思わぬ高額請求、不透明な見積もりで困るケースも少なくありません。
この記事では、初めての方でも不安なく事務所原状回復を進められるよう、費用相場やコスト削減のコツ、信頼できる業者の選び方、見積もりの注意点など、実践的かつ分かりやすく解説します。
「知らなかった」「損した」と後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
事務所原状回復とは？基本をやさしく解説
原状回復ってなに？なぜ必要なの？
原状回復とは、賃貸物件（オフィス・事務所）を退去する際、借りた当初の状態に戻す工事全般のことです。
賃貸借契約書には「退去時は原状回復義務あり」と記載されていることがほとんど。これを怠ると敷金が返ってこなかったり、追加請求されることもあります。
どこまでが原状回復？範囲の目安
原状回復の範囲は「通常の使用による損耗」と「借主の故意・過失や使い方による損傷」で異なります。オフィスの場合、以下のような部分が主な原状回復対象です。
- 壁紙（クロス）の張り替えや補修
- 床材（タイルカーペット・フローリング等）の交換・クリーニング
- パーテーションや造作物の撤去
- 塗装の補修
- 照明器具・ブラインドの原状回復
- エアコン・給湯器等の原状復帰
- 天井や配線ダクトの補修
逆に、日常の使用で付くわずかなキズや経年劣化は借主の負担外となることが多いです。
ただし、契約内容やビルの管理規約により異なるので、退去前に契約書を必ず確認しましょう。
江東区でよくある原状回復のご相談内容
江東区のオフィスビルでは、次のようなご相談が多いです。
- 壁紙（クロス）の黄ばみ・汚れ・破れ
- カーペットのシミ・へたり・剥がれ
- 間仕切り（パーテーション）の撤去と壁・天井の補修
- 照明やエアコンの増設・撤去後の復旧
- 原状回復費用の見積もりが妥当か知りたい
- 複数社の費用・工事内容を比較したい
このような内容でお悩みの場合も、本記事が具体的な解決策となるはずです。
原状回復費用の相場と内訳｜江東区で損しないために
原状回復費用はどれくらい？相場の目安
事務所原状回復の費用は規模・工事範囲・立地・既存状態によって大きく変わります。
一般的なオフィスビルでの目安は以下の通りです。（江東区内の事例も参考にしています）
- 10坪（約33㎡）あたり：15万～40万円
- 20坪（約66㎡）あたり：30万～80万円
- 50坪（約165㎡）あたり：80万～200万円
内容により大きく上下しますが、「壁紙の全張り替え・床カーペット交換・簡単な設備復旧」などが一般的な工事項目です。
間仕切りや造作物が多い場合、設備工事（配線・空調等）がある場合はさらに費用が上がる傾向です。
費用の内訳とチェックポイント
見積もり時に、どのような内訳になっているかも大切なポイントです。主な費用項目を知っておきましょう。
- 養生費（資材やエレベーター保護のため）
- 解体・撤去費（パーテーション、棚、什器等）
- 産廃処分費（廃材の処分・運搬）
- 内装復旧費（壁紙・床材・塗装等）
- 設備復旧費（照明、空調、電気等）
- クリーニング費
- 諸経費（現場管理、交通費等）
「一式」など漠然とした内訳ではなく、できるだけ明細で出してもらうと安心です。
費用を抑えるコツ・注意点
- 複数社から相見積もりを取る（2～3社が目安）
- 契約書の原状回復範囲を再確認する
- 不要な工事が含まれていないかチェックする
- ビル指定業者以外でもOKか管理会社に確認する
- 自分でできるクリーニング・片付けは先に済ませる
特にビル指定業者だけでなく、自由に業者を選べるケースも増えています。交渉次第で大きなコスト削減が可能です。
江東区での事務所原状回復「見積もり」のコツと流れ
見積もり依頼の流れ（初めてでも迷わない！）
- ①退去日・契約解除日を決める
おおよその退去日を決めて、物件オーナー・管理会社と相談します。 - ②契約書・管理規約を確認する
原状回復の範囲やビル指定業者の有無・立ち会いのルールをチェック。 - ③業者に現地調査・見積もりを依頼する
図面や契約書があるとスムーズです。できれば2～3社に依頼しましょう。 - ④見積もり比較・内容精査
費用・工事範囲・工期・対応内容を比較。 - ⑤契約・スケジュール調整
納得できる業者を決めて契約し、工事日程を調整。
現地調査・見積もりは無料の業者も多いので、早めに相談しておくと安心です。
見積もりの注意点とチェックリスト
- 工事項目ごとの単価・数量が明記されているか
- 不要な作業が含まれていないか（本当に必要な工事か）
- 産業廃棄物の処分費が含まれているか
- 諸経費・交通費などの追加費用がないか
- 工事後の保証やアフターサービスの有無
「他社より安すぎる」「説明が不十分」な場合は、内容や工事の質に注意が必要です。疑問点はその場でしっかり確認しましょう。
オフィス退去時の原状回復の流れとポイント
原状回復～退去立会いまでのステップ
- 1. 契約解除の通知・事前相談
管理会社やオーナーに、退去予定日を伝えます。 - 2. 原状回復工事の実施
業者が現地で工事を行います。作業中も必要に応じて現場確認。 - 3. 退去立会い
工事完了後に管理会社・オーナーと現地確認。問題がなければOK。 - 4. 敷金精算
原状回復費用等を差し引いて敷金が返還されます。 - 5. 引き渡し・鍵の返却
オフィスの明け渡し完了です。
特に「退去立会い」で指摘が入らないよう、工事内容や仕上がりをしっかり確認しておきましょう。
トラブルを防ぐためのポイント
- 原状回復範囲を事前に合意・文書化しておく
- 工事前・工事後の現場写真を保管する
- 工事内容・見積もり・契約内容をしっかり書面でもらう
- 退去立会いは必ず同席し、不明点はその場で質問する
あとから「ここも直して」「追加で費用がかかる」と言われないように、チェックリストで一つずつ確認しましょう。
壁紙交換など、よくある原状回復項目の具体例
壁紙（クロス）交換の流れと費用目安
オフィス原状回復で最も多いのが壁紙の張り替えです。汚れや破れが多い場合は全張り替えになることが多く、部分的な補修で済む場合もあります。
費用は1㎡あたり1,000～1,800円程度が相場です（作業費込み）。
- 現状確認・下地処理
- 古いクロスの剥がし
- 新しいクロスの施工
- 仕上がりチェック
壁紙の種類や面積によって金額が異なるため、見積もり時に詳細を確認しましょう。
その他の主な原状回復工事
- 床カーペットやフローリングの張り替え・クリーニング
- パーテーションの撤去と壁・天井・床の復旧
- 照明器具・ブラインド・エアコンの移設や撤去
- トイレ・給湯室・水回りのクリーニングや補修
- 壁・柱の塗装補修や穴あけ部分の修復
現状の状態や使用年数によって、工事内容も費用も大きく変わるため、現地調査でしっかりチェックしてもらいましょう。
原状回復業者の選び方と費用比較のポイント
信頼できる業者選びのポイント
- 江東区や東京23区で豊富な実績があるか
- 見積もりが明確で分かりやすいか
- 現地調査・見積もりが無料か
- 追加費用や不明瞭な請求がないか
- 施工後の保証やアフターサービスがあるか
- 口コミや評判が良いか
安さだけで決めず、信頼性やサポート体制も重視しましょう。
複数業者から見積もりを比較することで、相場感もつかめて納得のいく選択ができます。
よくある「失敗例」とその対策
- 思ったより高額な追加費用が発生した
→見積もり段階で工事範囲・仕上げ内容をすり合わせておく - 工期が間に合わず退去に遅れた
→スケジュールに余裕を持ち、業者と密に連絡を取る - 退去立会いで指摘・再工事になった
→事前に写真記録、工事後も自分で確認する - ビル指定業者以外NGだった
→契約書・管理会社に必ず確認する
「こうしておけばよかった」と後悔しないためにも、一つひとつ丁寧に進めていきましょう。
おすすめ業者・ランキング
- MIRIX（ミリックス）
対応エリア：東京都23区（江東区含む）
得意分野／特徴：事務所・オフィス原状回復や内装工事の実績豊富。明確な見積もり・迅速対応・きめ細やかなアフターサポートに定評。
まとめ｜江東区の事務所原状回復で安心・納得の退去を実現するために
事務所の原状回復は、初めての方ほど不安や疑問が多いものです。
しかし、ポイントを押さえて進めれば、余計な費用やトラブルを防ぎ、納得のオフィス退去が実現できます。
見積もりや工事内容の比較、契約解除や退去立会いの注意点など、一つずつ丁寧に取り組むことが大切です。
どんな小さなことでも「これで大丈夫かな？」と感じたら、遠慮なく専門業者に相談してください。
弊社MIRIXでは、江東区をはじめ東京都23区の事務所原状回復を多数手がけてきました。明確な見積もり・コスト削減のご提案・迅速な対応で、安心してご依頼いただける体制を整えています。
「本当に納得できる原状回復をしたい」「急ぎで対応してほしい」「工事費用をなるべく抑えたい」など、どんなご要望もご相談ください。
安心・納得のオフィス退去と、次の新しいスタートをサポートいたします！
